表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
君の気持ちに応えたくて  作者: 涼太
最悪と再会
15/22

病院にて 凛梨side

目が覚めると、私はベッドの上だった。

そうだ……私、華那と会って過呼吸起こして倒れたんだった……。


横を見ると、スースーと寝息を立てている侑君がいた。


「……運んでくれたんだ……ありがとう、侑くん」


侑君の手を握った。大きくて守られてると感じる手。

私、言えるかな……ちゃんと侑君が好きだって。


「……ん、凛梨?」


「起こしたかな?ありがとうね侑君」


「大丈夫、もう体調平気か?」


「うん、もう大丈夫だよ……妹は…」


「分からない、俺が来た時にはいなかったから」


「……そう……」


あの感じだと、また合いそうな気はするけど。

気にしてたらまた気が滅入ってしまう。


「今は、ゆっくり休みな。俺はそばに居るから」


「……侑君は、休めてますか?昨日から私の面倒で疲れてるんじゃ」


「?ん、別に休めてるから大丈夫。だから寝とけ昼には退院できるって言ってたから」


昼に退院……。聞いといてくれてたんだ。

どんどん好きになってく、自分が気づかないうちに。

伝えたい……だけどこんな自分でいいのだろうか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ