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君の気持ちに応えたくて  作者: 涼太
最悪と再会
10/22

最悪な再会

中村くんの家に同居してから1週間が経った。


私は、中村くんに自由に過ごす代わりに家事をしたいと話した。

最初はなかなか許可が出ずお互いに引かずな話し合いになった。だけど中村くんはしぶしぶ許可をくれた条件付きだけど……。


その条件は、"一つ、俺が休みの日や出掛ける時は一緒に居ること。もう一つは、俺や俺のダチと居る時は頼ること"だった。


簡単に言うと……常に家の中以外は誰かと居るという条件。あの家族の事があるからだと分かるから断れなかった。


「1週間経つけど……ほんとに優しさの塊だわ……」


色々考えてたら食器洗いは終わった、後は洗濯と掃除かな……てか部屋綺麗過ぎでは……。

妹の部屋より綺麗だわ。


ここの部屋の持ち主はというと、パソコンとにらめっこしながら書類を書いてる。

どの角度から見てもカッコすぎるんだよね…エフェクト入ってるんじゃないかってぐらいキラキラしてるし。


「……どした?さっきから俺の事見て」


「……バレたましたか」


「視線を感じるんだよ、……所でそろそろ俺出るんだけど凛梨も出よ。俺のダチと会うことなってんだわ」


「……前に話してくれた方々ですか?」


「そう、いつものメンバーで外食とかの予定らしい」


「……らしい?」


「未定でいつも動くんだわアイツらそれの付き添いだな」


「なるほど、わかりました準備しますね」


「ん、ごめんな急で」


「いえ、大丈夫です私も外でたかったので」


そう言って、中村くんに素直な気持ちを伝えることが少しづつふえていっている。


……だけどこの時私は思いもよらなかった、あの家族が私達が出掛け先に来ていることを。

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