表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
166/363

第159話 動き出す魔剣の蔵と反ブラド過激派 アトラスの誕生

◾魔剣の蔵


 俺は世界中の様々な魔剣を所持している。実在したものから神話に登場したものまで、総数は裕に100を超える

 みんなの知ってそうなとこだと、クラウ・ソラス、グラム、勝利の剣、ダーインスレイヴ、ティルウィング、フロッティ・ファーヴニル、レーヴァテイン、ミスティルテイン、バルムンク、アロンダイト、エクスカリバー、カルンウェナン、シューレ、マルミアドワーズ、アシ、アパラージタ、村雨、三明の剣、干将、莫耶、青龍偃月刀、七星剣とかがあるね。

 そして今回日本に来た目的は、日本最強の妖刀とされる村正を目白幸隆から奪うためである。

 数々の魔剣や霊剣、使剣などを所持しているが、純粋に殺しに特化した刀剣で村正の右に出るものはいない。アレは何としてでも俺のすばらしきコレクションに欲しい。

 とはいえ相手はあの大剣豪・死のサムライとその防衛隊。ちょいと手こずるかもなァ。


◾???


 飛行機の墜落ごときで死んだ無能な部下はどうでもいい。新たな部下たちと合流し、次なる目的地へ向かう。

 アトラス……アトランティスの末裔。RH-の血液型を持つアトランティスの血を受け継ぐもの。

 我々過激派の目標は彼らを絶滅させることである。



 惑星ニビルは戦争によりオゾン層に亀裂が入り、有害な宇宙線が降り注ぐ環境にあった。

 そこでアヌンナキたちは空気中に単原子金モノアトミックゴールドによるシールドを張り宇宙線を防ごうとした。

 ゴールドを求めて月に立ち寄り、月人トリニティアに交渉するも単原子金は獲得できなかった。しかしニビルの特産物である暗黒鉱石を月に輸出すれば、月の植民地である地球でのゴールドの採掘権の一部を与えると持ちかけられたので、ニビルは月と契約を結び地球にやってきた。

 ゴールドの採掘権を与えられた1つめの土地はペルシア湾。アヌンナキたちはメソポタミアにエリドゥという基地を設置し、ペルシア湾で金の採掘を行っていた。

 しかし効率の悪さを考慮し、彼らは採掘権を与えられた2つめの土地であるアフリカへ渡る。そこにいた旧人類ホモ・エレクトスに目をつけたアヌンナキのトトはルル・アメルプロジェクトを開始し、長きに渡る研究の末に、自分たちのDNAを融合させたアダムという新人類ホモ・サピエンスを誕生させる。

 アダムの骨髄を利用し、トトはもう1人の新人類であるイヴの増殖に成功。アダムとイヴにより新人類は次々に増殖し、彼らはアヌンナキたちの知識で各地で文明を起こすようになった。

 そして一部のアヌンナキは新人類と関係を持つものが現れ、アヌンナキと人類との混血種が誕生する。

 混血の知識はアヌンナキに匹敵し、月人トリニティアと協力して大西洋沖の大きな島で彼らはたちまち超高度な文明を作り上げた。それがアトランティス文明である。

 アトランティスは大量の金が取れるので、アヌンナキは拠点をペルシア湾からポセイドニス(アトランティスの首都)に移そうとした。

 しかしここで月人トリニティアはポセイドニス(アトランティス)の所有権は月人トリニティアにあると主張し、アヌンナキと戦争になってしまう。

 月とニビルは同程度の文明力だったが、圧倒的物量と人海戦術により月は敗北。

 アヌンナキは地球と月を植民地にし、月人トリニティアを奴隷とした。

 そのことに対しガイアは怒り、アトランティスを一夜にして沈めてしまった。それによりアトランティス人やアトランティスに居住していたアヌンナキや月人トリニティアの多くは死んでしまった。

 浮遊戦艦で難を逃れたアヌンナキの助けを借りて生き残った3人のアトランティス人は大陸の新人類に介抱され、血を引き継いでいった。

 3人のうちの1人が現在のイラクにあたるメソポタミアにやってくる。しかし彼女には文明を再建するほどの知識は持ち合わせていなかった。

 そう、高度な文明のもとで生活はしていたが、その知識はほとんど理解していなかったのだ。ちょうど現在の我々のように。

 見かねたエンキというアヌンナキがアトランティスの血族に自身の持つ知識の一部を与え、アトランティスの血族はメソポタミアに文明を築き上げた。それがシュメール文明である。

 再び高度な文明が誕生したことにより、アヌンナキたちは金採掘の労働力を再確保することに成功。惑星ニビルは宇宙線による危機を脱した。

 アヌンナキが人類と接触することをやめなかったので、ガイアの怒りはおさまらなかった。

 ガイアは他の意思たる星々たちと団結し、地球上のアヌンナキたちを惑星ニビルごと太陽系外に追放した。



 法院ブラド派のほとんどは新神信仰者(アヌンナキ信仰者(現在ある宗教を信仰する人達))であるのに対し、反ブラド派は全員ガイア信仰者である。そういう信仰の違いで我々とブラド派は対立しているのである。

 アヌンナキの呪いというものがある。それは優れた知識と引き換えに、その知識に盲目になってしまうということである。まさに我々現人類のことだ。

 我々現人類はアヌンナキたちにより彼らに盲目にさせられ、人類――いや、ガイア生物が持つべき探究心と行動力が欠如しているのだ。

 そしてあの方曰く、人類が本来あるべき姿に戻るためには、まずはアヌンナキたちの生き呪いであるアトラスを1人残らずこの世から消すことであった。



 To be continued!⇒

ご閲覧ありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ