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第143話 ジャンヌとエーリンとルシア

◾隆臣


 ジャンヌは魔女としての知識や技術だけでなく、優れた頭脳と統率力を併せ持っており、そして第七感覚覚醒者だそうだ。

 第七感覚は霊獣や神霊、宇宙的存在などと交信する能力のことだ。ジャンヌの場合は大天使ミカエル、アレクサンドリアのカタリナ、アンティオキアのマルガリタの3名であるという。どうやら第八感には至っていないようだが、とにかく3名と交信できるのは単純にすごい。

 ジャンヌはまだ14歳ではあるが、その頭脳は魔女隊の中でもトップクラスである。勉強ができるとかではなく、頭が切れるのだ。なのでジャンヌは魔女隊の中で参謀部門に所属している。

 そしてジャンヌが肌身離さず抱えている本はルネサンス時代の魔導書で、あのジャンヌ・ダルクが使ったと言われる魔術が複数記載されているという。

 エーリンは他の魔女に比べて体内由来の魔力粒子の生成量が少ない。→そのため魔力源由来の魔力粒子を体内由来の魔力源に変換する魔力粒子変換装置コンバーターを用いた魔術運用を行っている。

 エーリンは大量の魔力石アダマンタイトを所持しており、それを魔力源由来の魔力粒子としているようだ。

 他にもエーリンは高密度に魔力を圧縮し、それを発射する拳銃のようなものも持っていた。

 魔女といえば中世やルネサンス期のイメージがあるが、エーリンは近未来ちっくな魔女だ。

 続いてルシアだ。ルシアの体内由来の魔力粒子は特殊で、普通の人では扱うことが難しい光魔法を扱うことができる。

 魔法には事象魔法と属性魔法というものがあり、事象魔法というのはある事象を引き起こす魔法で、属性魔法というのは属性が関与する魔法のことである。

 事象魔法の例としては、シュヴァルツの大魔法が当てはまる。時間や空間など、概念的なものに関与するのが事象魔法に分類される。

 四大属性は火、水、土、風。これは紀元前5世紀にエンペドルクスが提唱したものだ。光及び闇属性を除いて、あらゆる属性の根幹をなしている。

 四大属性の他には、氷、雷、光、闇、無 (エネルギー)属性が存在する。

 光属性に代表されるのは、魔法ではないがクイーンのガイスト能力である。あのレーザービームね。にしてもアレは本当にやばかったよな。ロボットものでよく見るノロノロビームではなく、ガチで光の速度だったからな。凛の千里眼クレヤボヤンスがなきゃ俺らはボスにたどり着く前に死んでたぞ。

 闇属性ってのは光属性と表裏一体の属性で、光属性の魔法やガイスト能力が発生したとき、それと同時に裏で発生する。

 光は闇を貫き、闇は光を飲み込む。表裏一体であり、白と黒。魔法の属性の中では特に異質なもので、この2つの属性を忌避する人も少なくないんだとか。なんでかしらんけど。

 無 (エネルギー)属性はスペードのガイスト能力や、ジョーカーのガイスト能力、ナディアの結界のロザリオなどがそれに当たる。エネルギーに関与する属性だ。

 魔法に詳しくないけど、なんだかすごそうな魔女っ子たちが集まったから、今回の爺さん目白防衛作戦はうまくいきそうだな。



 To be continued!⇒

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