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第140話 14人の防衛者

◾隆臣


 放課後、俺、エース、凛、ジョーカー、ナディア、ラナ、爺さん目白、七海、四谷の9人は爺さん目白の自宅に集まった。

 爺さん目白の自宅は巣鴨にある和館で、道場が併設されているということで、豊園邸に匹敵するほど大きい。

 門や玄関などの外観は荘厳としていて、庭はとてもきれいに整備されている。

 玄関をくぐると廊下があり、正面に進むと居間で、左の方に進むと道場で、右の方に進むと大広間になっている。

 爺さん目白は年金をもらいつつ、火木土日は道場で子どもたちに剣道を教えているそうな。

 七海と四谷も爺さん目白の道場に一番弟子として通っており、爺さん目白は2人に剣道だけでなく、剣術や剣技も教えているという。

 剣道はあくまで武道というスポーツだ。しかし剣術や剣技は敵を傷つける技である。爺さん目白が現代社会において年端もいかない少女たちに剣術や剣技を教える理由……それは目白家と十六夜家が古くから親交があるという他に、2人がとある刀に認められたからである。

 その刀というのが天下五剣てんかごけんと呼ばれる名刀のうちの、童子切どうじぎり鬼丸おにまるである。

 天下五剣には作り手の魂が宿っており、作り手が持ち主は刀を持つにふさわしいと認めたときのみ、天下五剣の真価が発揮されるという。

 そして七海は童子切に、四谷は鬼丸に剣技や剣術の伸び代を認められた。しかし、天下の名刀を扱うには2人の精神力が足りていない。そのため爺さん目白は無名の真剣を2人に使わせている。

 その刀に見合った精神力がなければ、刀に振られて逆に怪我してしまうんだとか。


 それはそうと、目白邸大広間には俺たち9人以外にも、5人の魔女がいた。法院から派遣された魔女隊の子たちだ。

 みんなナディアと同じような魔女装束に身を包んでおり、それぞれ特徴のある大きなブローチでマントを止めている。

 そしてみんなロリっ子な上にかわいい顔をしている。魔女は例外なく全員かわいいロリっ子説出てきたなこれ。

 とにかく、俺を含めた14人が爺さん目白防衛作戦の戦力ということか。かなりロリっ子が多い気がするが……というより俺以外全員ロリっ子な気がするが……。

 でも俺としてはむっさいガチムチ男集団より、チートなロリっ子集団の方がいいんだけどね。



 To be continued!⇒

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