僕が電脳世界に飛ばされるなんてあるはずがない!
初投稿です、これからどんどんいい作品に仕上げていきたいです。おかしなところだらけかもしれませんがお許しください
いつからだろう?この世界には僕が満足できる作品がないと思い始めたのは。
ありきたりな物語、予想通りに進んでいく物語、どれも僕の心に響かない…
そう感じ、自分で物語を書こうと思った。
だが、頭の中には思いつくが文字に起こそうとするとなかなか難しく感じる。
考えていることが現実になればいいのに
そんなバカなことを考えてしまう
僕は床に仰向けに転がると無気力な声を出した
ピコンッ
どうやらパソコンに誰かからメールが届いたようだ
僕は立ち上がり、パソコンの置いてあるデスクへ向かった。
誰からだろう
メールをクリックして開く
ーあなたのその想像力、思う存分ふるってみませんか?ー
一番下にURLが載っている
なにかのゲームソフトのようだ
怪しいと思いつつ無料と書かれていたのでクリックしてみる
ダウンロードが始まる
読み込みを終えるとそのソフトが勝手に起動する
なんだこれ
僕は慌てて電源を切ろうとした
だが、突然激しい睡魔に襲われ深い眠りについた。
誰かの呼ぶ声で目を覚ます
目を開けると目の前にうさぎのような生き物がふわふわと浮いていた
やっと起きましたか、全く手がかかりますね
呆然とする僕をよそにうさぎぽい生物は話続ける
なにも知らないだろうから説明してあげます
ここはputaverunt あなたが先ほどインスト
ールしたゲームの中です
ゲームの中?そんなことがありえるのか?
まぁすぐにわかりますよ
このゲームの大きな特徴はほとんどの思考が
具現化することです
そして、全プレイヤーの目標は自分以外の
プレイヤーを殺すことです
は?なんで殺すんだよ
最後の1人になった者は現実世界で思考を具現化する能力を得ることができます
その能力を手に入れるために殺し合います
ぼ、僕には無理だ…
なら、殺されるだけですよ
うさぎのような生物は僕に詰め寄り言い聞かせるように言う
まぁ、戦わなくても防衛の術をみにつけてお
くのはいいと思いますよ
まぁそうだな
だが、具体的にはどうするんだ?
さっきも言ったのですがこのゲームは思考が
具現化します。
物は試しです。手を前に伸ばして剣を頭に
思い浮かべてください
僕は言われるがまま手を前に伸ばし、剣をイメージする。
すると、少しずつ剣の柄が現れ始める
柄から始まり、だんだんと刀身が現れる
激しい頭痛に襲われる
脳が焼ききれそうになる
頑張ってください!もう少しです!
力を振り絞るように意識を手の先に集中させる。
ハァハァ、僕の顔を汗が伝う
僕の手元には刃はボロボロだが剣がにぎられていた
始めてでこの完成度はすごいです!
もしかしたらとんでもない力を持っているの
かもしれませんね!
想像することは僕の特技だからな
僕は辛さを誤魔化すように笑顔で答える
なぁ、なんでも具現化できるのか?
いえ、この世界に影響を与えすぎるものは無
理です。例えば相手に直接干渉するようなこ
とはできません。
ただ、魔法は使えますよ
今のあなたには少し厳しいかもしれませんが
まじか、魔法使えるのか!
僕はさっきまでの鬱な気持ちを忘れたかのように大はしゃぎする
そういえば、自己紹介がまだでしたね
私はこのゲームのナビゲーションAIのリアス
です
あなたの名前は?
僕の名前は……
本名を言おうとしたが電脳世界のよくわからないこいつに本名を明かすのは危険な気がした
僕の名前は…ジン
結局、他のゲームで使用している名前を使う
ことにした
ジン…あなたを私の主として認証します
あぁ、よろしくなリアス
僕の電脳世界でのサバイバルがこうして始まった
読んでいただきありがとうございます。
続編をなるべく早いうちに書きたいと思います