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前線基地
廃村での防衛戦勝利から2日後
異世界人との前線基地として利用されることが決定し、戦力の増強が行われた。
具体的には、地雷原の増設、トーチカや弾薬庫の建設、砲台の設置、10メートルの外堀を建設することになった。その際に大型重機120輌を持ち込み、5000名の工兵によって工事は急ピッチで進められた。
5日後要塞は完成し、あとは大量の弾薬を持ち込むだけだ。弾薬庫は全部で10棟あり、2万人の兵士が、籠城できるだけの弾薬がある。
現在は2万人の歩兵と200門の榴弾砲、戦車80輌、トーチカ80棟で防衛に当たっている。
また30キロ西にいったところに、陸軍航空隊の大型基地があるため航空支援はいつでもうけられる。
またてきの脅威が及ぼうとしていた。