ヒューストン最終決戦2
遅くなりました!
この作戦においてヒューストンを奪還し敵戦力の撃滅を最終目的としている。
ヒューストンの海上40キロ地点にて戦艦12隻、重巡4隻、防空駆逐艦35隻、軽空母3隻の艦隊が航行していた。
『対地攻撃を行う!砲塔左90度旋回。俯角45度!』
『HE弾装填!』
『偵察機による観測射!撃ち方始め!』
12隻よる砲撃が開始された。
また陸上でも中戦車、軽戦車による縦深突破を目的とする作戦が展開された。
海軍による強力な砲撃また爆撃によって有利に戦線を押し上げていた。
『こちら第45機甲中隊。順調に進撃中!』
『前方にあるなだらかな丘を登れ!』
『ここにて本隊の増援を待つ!』
『前方12000に進軍中の戦車隊を発見!至急増援を求む!』
『近くに自走砲兵連隊がいる。第3自走砲兵連隊に支援砲撃をさせる。』
『それでは足らない!敵車両50以上!増援求む!』
『近くにいる第23独立戦車大隊と第32、35、48機械化歩兵大隊を送る!』
『了解!』
『射程内入った!支援砲撃撃ち方始め!』
ドォン
支援砲撃が次々と弾着していくが落伍した車両はいないようであった。すると双発の爆撃機24機飛来した。
友軍の襲撃隊であった。
『高度2500を維持しろ!水平爆撃を行う!』
『3時方向より敵機!』
『6番機被弾!』
『爆撃開始!』
1機につき250ポンド爆弾6発を積んでいた。
一斉投下した。
『爆撃完了!帰投する!』
『4番機エンジン被弾!墜落する!総員脱出!』
主翼の翼ごと折られ墜落していく。
『編隊を密にせよ!繰り返す!編隊を密にせよ!』
『12番機!火災総員脱出!』
爆撃は最高したが敵戦闘機によって撃墜されていっとた。
『此方32爆撃中隊!敵の迎撃を受け!被害拡大中!至急救援を求む!』
『了解!第68制空中隊を向かわせる!』
『此方航空指揮管制機より68制空中隊へ!其処から南8マイルの地点にて爆撃隊が攻撃を受けている!直ちにきゅうえんに向かえ!』
『68中隊了解!』
『進路南に取れ!』
p-51マスタング20機余りが救援に向かった。
爆撃隊はエンジン出力を上げて備え付けの機銃で迎撃を実施していた。
3機のうち1機は撃墜に成功した。
『5時方向より敵機!』
『被弾!油圧系統に異常発生!油圧が下がってる!』
『エンジン回転数更に減少!』
『0時方向より友軍機!』
『助かった!こちら32爆撃中隊!後は頼んだ!』
『68中隊了解!敵を叩き落とせ!』
『了解!各機散開!』
『レッド2からレッド1!後方につかれてるぞ!回避機動取れ!』
『レッド1了解!』
『付いて来やがれ!』
エンジンスロットル全開にし急上昇しはじめた。
背後から撃たれいるが気にしない。
敵機が上昇エネルギーを消費し降下していく。
『今だ貰った!』
マスタングに搭載されている20ミリ機関砲4門、12.7ミリ機銃が火を吹き敵機を撃墜した。
『こちらレッド1!敵機撃墜確認!』
『中隊集合せよ!制空権確保!後は海軍に引き継ぐ!』
『コントロール1!了解!』
『コントロール1からエンタープライズへ!制空権確保した!あとは海軍に任せたい!』
『エンタープライズ了解!』
『コントロール1から45戦車中隊へ!制空権を確保した!観測機を1機滞空させる観測射を実施せよ!』
『了解!』
『1番観測機から第3自走砲連隊へ!』
『こちらから方位距離送る!それに従って諸元入力せよ!』
『了解!方位240度、距離1万2千!』
『諸元入力完了!撃ち方始め!』
18両に及ぶ自走砲が203ミリ砲を撃ち始めた。
『弾着まで15秒!』
『弾着!今!』
『弾着確認中!』
『敵車両3両行動不能!10両火災発生!8両は今だ健在!』
『次弾装填急げ!』
『次弾装填完了!発射用意よし!』
『観測機1番から第3自走砲連隊へ!』
『諸元そのまま!第2射撃ち方始め!』
『撃て!』
『弾着まで15秒!』
『弾着今!』
『弾着!』
『残存車両なし!』
『引き続き進撃せよ!』
陸軍が着々と進撃するなか海軍と海兵隊によるヒューストン強襲上陸作戦が開始されようとしていた。
海軍はこのために戦艦16隻、巡洋艦25隻、駆逐艦128隻、空母38隻、強襲揚陸艦65隻、航空機5000機を展開させていた。
海兵隊も12個歩兵師団及び3個機甲師団を強襲上陸させる予定であった。
まず海軍の戦艦、巡洋艦による徹底的な艦砲射撃、そしてフロリダ半島より飛来する重爆撃機による空襲そして海軍航空隊によるロケット弾攻撃、空爆を行い上陸作戦が決行された。
まず橋頭堡確保の為超重戦車12輌、水陸両用戦車38輌、歩兵580名を上陸させてから本格的な上陸作戦がはじまる。
敵からの攻撃があれば容赦なく戦艦の砲弾や航空機のロケット弾や500ポンド爆弾が降り注いだ。
強襲揚陸艦8隻により第1陣が上陸に成功した。
そこはまさに地獄であった。
あちこちから黒煙が立ち込めておりまた防御陣地跡とおぼわしき場所からは火災が発生し敵の兵士の死体がありとあらゆる場所に転がっていた。
それでも生き残った陣地から砲撃が降り注いだ。
しかし今回投入した超重戦車は正面装甲500ミリを超える。そのため敵の攻撃は一切通らなかった。
抵抗むなしくただ一方的にやられるだけであった。
また搭載する主砲は125ミリ砲である。
125ミリ砲によりことごとく防御陣地を破壊の限りをつくした。
あとは歩兵による陣地制圧が始まった。
また海兵隊所属の戦車連隊が続々と進出を開始。
海岸線は連合軍で埋め尽くされていた。
イギリス軍も2個戦車連隊及び3個自走戦車連隊及び3個歩兵旅団を投入していた。
海兵隊は橋頭堡確保ののち戦力が整うまで航空攻撃と支援砲撃に徹した。
1週間後十分な戦力が整ったため攻勢を開始。
まずは防御力に優れるイギリス戦車連隊の後にアメリカ戦車連隊がつづいた。
『支援砲撃開始!』
『撃て!』
『戦車連隊前進せよ!』
『敵陣地からの攻撃集中!』
『航空機による支援を要請する!』
『第38航空団が向かっている!ポイントを指定されたし!』
『マーカーを設置する!しばし待たれたし!』
『目標地点に発煙弾を叩き込め!』
『各車発砲!』
『こちら戦車連隊から第38航空団へ!マーカーを設置した。』
『航空支援を要請する!』
『マーカー視認攻撃を開始する!』
『各機散開対地攻撃開始!』
50機による戦闘攻撃機による攻撃が開始された。
爆撃と機銃掃射によって次々と潰していく。
『前身せよ!敵を1人足りとも逃すな!』
戦車は砲撃と機関銃を掃射しながら前進していくのであった。
もはや敵は虫のいきであった。
毎日の様に戦略爆撃機がヒューストンを空爆し敵の継戦能力の奪っていった。
もはやヒューストンの全周に渡り包囲網が形成され殲滅戦が開始される。
どちらかが倒れるまで戦いは終わらない。
遂に最終局面へと突入する。
誰も狂気によって支配された会戦は避ける事は出来ない。
はたしてどの程度生き残るかもわかない戦いが幕を開ける。