ヒューストン最終決戦1
1956年アメリカを主導とする連合軍はこの戦いに終止符を打つ為に今までの中の最大の作戦が実行に移されようとしていた。
ダラス、アレクサンドリア、サンアントニアの3都市を橋頭堡とし侵攻の準備を進めていた。
戦力はアメリカ軍
機械化歩兵75万人、戦車6万9千輌、大砲3万5千門、
輸送車20万3千両、航空機5万3千機。
ソビエト軍
歩兵120万、戦車5万8千輌、大砲6万3千門
ドイツ軍
歩兵3万、戦車3千輌、大砲120門、航空機4千機
イギリス軍
歩兵4万、戦車2千両、大砲200門、航空機6千機
日本軍
歩兵5万、戦車250輌、航空機360機
またメキシコ湾では連合国軍の艦隊も展開中であった。
ドイツに関しては攻城兵器である自走臼砲、列車砲などを持ち込んでいた。
準備には実に2年半にも及ぶ歳月をかけ準備をした。
作戦開始前にアメリカ合衆国大統領による激励の演説が行われた。
『この戦争が始まってから10年以上の歳月がながれたその間勇敢なる合衆国国民が数えきれないほどなくなった。また勇敢なる合衆国軍人が戦死した。しかし10年という長きにわたる戦いの末に遂に我々は奪われた神聖なる合衆国の領土を取り戻した!領土を取り戻せたのは勤勉な合衆国国民や勇敢なる合衆国軍人のお陰である!敵に奪われたヒューストンにまで迫る事ができた!また我々は例えどのような事があろうとも決して屈しない!奴らはあろう事か無実の合衆国国民を虐殺したこれは許しがたい事である!勇敢なる合衆国軍人達よ!これより行われる最終決戦は戦死した戦友、虐殺された合衆国国民の無念を晴らすための戦いである!我が合衆国に立てついた事を思い知らせてやれ!合衆国万歳!合衆国に栄光あれ!』
この演説によりおおいに士気は上がり戦意は十分であった。
作戦の発動が下令され攻勢が開始された。
M26パーシングを主力とする第3、4、5機甲師団は怒濤進撃を続けていた。
『前方に対戦車陣地及び強固な防衛陣地を確認。航空支援と砲撃支援を要請する!』
『了解。近く展開中の航空隊と列車砲による支援行う』
『支援攻撃が始まるまで約1時間!』
『今のうちに弾薬、燃料の補給を行え!』
『緊急入電!アレクサンドリア上空にて敵航空隊との航空戦が勃発!』
アレクサンドリア司令部
『対空レーダー探知!敵航空隊接近!数30!』
『直ぐに迎撃機を上げろ!』
『空襲警報発令!対空戦闘用意!』
アレクサンドリアには高射砲800門、対空戦車400両配備されており対空レーダーに直接リンクして戦闘行える最新装備だった。
迎撃機クスランブル発進の用意が整い70機が迎撃の為に発進した。また哨戒の為飛行していた海軍航空隊30機も迎撃にあたった。
高射砲による攻撃がはじまった。
空には高射砲による黒煙によって埋め尽くされていた。
迎撃機は全て機体は旧式機だか近代化改修が施され最新戦闘機となっていた。
迎撃機が到着する頃には高射砲部隊によって10機ほど撃墜していた。その後迎撃機によって航空戦になった。
20機対100機
数に物を言わせ1機に対して5機で襲い掛かり数の暴力に物を言わせていた。
迎撃は完了したが爆撃によって戦車20輌が大破し輸送トラック30輌が撃破された。
ヒューストンから120キロ地点
『航空支援が間も無く到着します。』
空を見上げると無数の白い飛行機雲が青い空を覆い尽くしていた。
航空支援は重爆撃機90機、近接航空支援機40機が航空支援として参加していた。
『列車砲攻撃開始!』
前に佇んでいたトーチカの近くに着弾し吹き飛んだいた。
後ろから砂埃たっていた。
6個自走砲連隊が到着し砲撃を開始した。
10.5センチ砲を装備した3号突撃砲、またガリル17自走砲などが砲撃していた。
同時に爆撃も開始され爆炎に全く見えなくなっていた。
爆撃と砲撃が終了するとまたパーシングは前進を開始した。
『こちら第3中隊前方に敵影なし!進撃を継続中』
近くに砲弾が着弾した。
『敵の攻撃!反撃開始!』
『前方より戦車30輌!増援を求む!』
『了解致した!近くに展開中の戦車大隊を送る!』
『微速後退しながら応戦!撃て!』
パーシングの90ミリ砲が火を吹き何輌かは撃破したがそれでも敵は数を増やし発砲しながら前進してくる。
増援としてイギリス第3戦車大隊センチュリオンmkⅠ戦車10輌、ソ連第58戦車中隊IS3重戦車20輌が到着し攻撃を開始した。
また米軍第32戦車大隊M4シャーマン35輌も到着し反撃を開始した。
『そのまま敵防衛ラインの浸透突破はかれ!』
トーチカなどを除き防衛陣地を突破し歩兵による陣地制圧を行うのみであった。
『歩兵部隊は前進!』
多連装ロケット砲480門、短距離ロケット砲ネーベルワーゲン120門により支援され装甲車に乗車した歩兵部隊が防御陣地に突撃する。
敵陣地は爆炎包まれた。
歩兵を満載した装甲車1200両が砂埃を巻き上げながら爆炎の立ち込めている陣地に向けて前進していく。
『照明弾打ち上げろ!』
周りが照らされた。
敵陣地がうっすられらされた陣地が見えた。
『歩兵は降車!搭載砲で支援しろ!』
『降りろ!行け行け行け!』
降りた瞬間敵陣地からの機関銃の掃射にあい前進が阻まれる。
しかしその程度で前進が阻める程甘くなかった。
『迫撃砲準備!』
『角度よし!装填僅差とした。準備よし!』
『撃て!』
『至近弾!修正!』
『撃て!』
『白煙弾撃て!』
敵陣地付近に白煙が立ち込めた。
『機関銃は援護しろ!それ以外は付いてこい!』
『敵陣地の入り口だ!』
『爆破する!c4セット!用意よし!』
『爆破!』
『突入!』
パパンパパンパパン
中からの銃撃によって突入班の6名がやられた。
『手榴弾用意!投げ込め!』
ドカァン
『突入!』
パパンパパンパパン
『制圧完了!』
ゴォォォ
『何の音だ?』
『敵航空機接近!隠れろ!』
『対空射撃!撃ち方始め!』
装甲車に搭載されていた35ミリ機関砲が対空射撃を開始した。
しかし弾幕はったが結局撃墜出来ず15両が犠牲になった。
敵航空機はさっていった。
バラバラバラバラ
『今度なんだ!戦闘回転翼機だ!』
『散開!対空戦闘!撃ち方始め!』
戦闘回転翼機25機によるロケット弾、機関砲攻撃により285両が犠牲となった。
その頃制空権確保のため制空航空団が編成され制空権確保の為に活動を開始した。