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アメリカ本土防衛戦  作者: オカリン
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フィラデルフィアの戦い

ニューヨーク沖の海戦にて敵艦隊を殲滅に成功したが上陸部隊の阻止には失敗し陸上戦が始まった。フィラデルフィアには陸軍歩兵6個旅団、機動砲兵3個連隊、守備隊12個旅団が駐留していた。


陸軍歩兵旅団は海岸線を防衛ラインとしその後ろの森林に機動砲兵連隊を配置した。


『敵部隊上陸視認!』


『撃ち方始め!』


夜に戦闘になった為互いに機関銃の発砲光と曳光弾により目がくらんだ。


『撃つのを止めるな!うち続けろ!』


『砲兵連隊撃ち方用意!』


『撃て!』


『ドォン、ドォン、ドォン、ドォン』


203ミリ榴弾砲が発砲を開始し、砂浜は物凄い事になっていた。

しかし敵は進撃を止めない。


『第2防衛ラインまで撤退する!』


『早くのれ!』


するとM8装甲車が30輌ほどやってきて攻撃を開始した。


『歩兵部隊は早く後退しろ!』


『時間を稼ぐ急げ!』


最後まで残っていた兵士はM44装甲兵員輸送車に乗り歩兵部隊は移動を開始した。


『撃て!』


『ドォン、ドォン』


『後退しながら攻撃しろ!』


『こちら沿岸防衛部隊!第1防衛ラインが突破された直ちに増援と航空支援を要請する!』


『了解!直ちに送る!それまで第2防衛ラインまで撤退し、敵を食い止めよ!』


『了解!』


『発煙筒発射!』


『全車現地点より撤退!第2防衛ラインまで撤退する!』


『急げ!』


ニューヨーク郊外にある陸軍航空隊第1航空軍集団所属第34飛行隊に出撃命令が下された。陸軍航空隊は陸軍の支援の為にある為旧式の物が多いがそれでも未だ現役である。

B-17爆撃機15機とP47、25機に出撃命令がくだされた。また増援として空挺師団2個師団に出撃命令が下令された。


地上ではかろうじて防衛ライン死守していたが部隊の損耗率が2割を超えていた。


『航空支援と増援はまだか!』


『後数分後に到着予定だそうです!』


『それまで何としてでも耐えるんだ!』


『何人か進入してきたぞ!』


『ブチ殺せ!』


『パン、パン、パン、パン』


『くたばれ化け物め!』

そう言うと銃剣を突き刺し殺した。


遠くからエンジンが聞こえる。

『やっときたか...』


『目標地点に到達。爆撃開始。』


今回搭載しているのはナパーム弾を搭載している。


『投下!』


下を見ると大火災が起きている。


その後ろに爆撃機を改装した輸送機60機余りが控えていた。


『降下用意!』


すると後部のハッチが開き降下を開始する。


『降下!降下!降下!』


『第6空挺師団集合!』

火災が鎮火した後攻撃を開始する。


16時間後火災は鎮火した。


『反撃開始だ!進め!』


『敵が全くいない。不気味だ。』


しかしそのまま進撃を続けると海岸に到達した。

そこに広がっていたのは地獄のような光景であった。

あちこちに穴が空いており、黒煙があがっている。


海を見るとアメリカ国旗を掲げた重巡20隻以上と戦艦6隻以上が視認できた。

つまり先の海戦で大損害をこうむった米海軍が仲間の仇と言わんばかりに半日以上砲撃し続けた結果がこの様な結果である。


『勝てば何もしても良いってゆうのかよ!』


『戦争なんて糞食らえだ!』


『何を言ってるんだ?』


『大隊長!』


『戦争が始まり早もう7年になる。未だヒューストンは奪還できていない。戦争が終わっていないのに戦うの嫌だ?それでも偉大なる合衆国軍人なのか?恥さらしめ!戦争というのはどちらかが完膚なきまでに叩き潰されて初めて終結するのだ!それに我が祖国が不当に占拠されているのに戦いたくない?合衆国国民の恥さらしめ!そんな君には死んでもらう。国家反逆罪の罪で銃殺刑に処す!残念だよ。優秀な軍人であったのに。』


『パン』


『良いかよく聞け!戦いたくないなどと言った奴は此奴の様に銃殺刑にする!戦わないのは祖国の反逆である!私は反逆全員みな殺しだ!わかったか!』


『『『『了解しました!大隊長殿!』』』』


こうしてフィラデルフィアの上陸部隊の殲滅に成功した。









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