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アメリカ本土防衛戦  作者: オカリン
26/33

ニューヨーク沖海戦

アメリカ海軍はメキシコ湾海戦から数年を掛けて世界最強の海軍を創りあげた。

戦艦56隻、巡洋戦艦25隻、重巡129隻、軽巡65隻、潜水艦300隻、駆逐艦450隻、輸送艦560隻、軽空母130隻、正規空母65隻、空母艦載機8000機以上、海軍爆撃機1600機以上を揃えまた最新鋭の装備を装備し最新技術によって作られたレーダー迎撃システムを導入し昼夜を問わず精密射撃が可能となっている。

また戦艦の主砲は以前と比べて口径初速も上がり破壊力も射程距離も伸びている。


ニューヨーク沖にてアメリカ海軍、イギリス海軍、日本海軍による演習が行われており日本海軍は最新兵装に改修した戦艦『扶桑』 『山城』 『日向』 『伊勢』『比叡』 『金剛』 『霧島』 『榛名』空母『加賀』『赤城』 『飛龍』 『蒼龍』と3個駆逐艦艦隊が参加していた。

イギリス海軍は戦艦『プリンスオブウェールズ』 『キングジョージ5世』 『レパルス』 『ネルソン』 空母『グローリアス』『ユニコーン』『アークロイヤル』と2個護衛艦隊。


アメリカ海軍は戦艦『サウスダコタ』 『ニューメキシコ』 『ワシントン』 『ミズーリ』 『アイオワ』『テキサス』、空母はエセックス級空母6隻、ミッドウェー級空母8隻、12個護衛艦隊であった。


演習は1週間を予定されており空母は艦載機に模擬戦闘訓練などを行い、戦艦は新たに装備された砲撃管制レーダーの実地試験であった。


『この数年でアメリカは当初の倍の戦力を整えた。もし日本とアメリカが戦争をしていたら日本は負けていたな。』


『アメリカの国力は世界中の国が束に掛かっても勝てないでしょう。』


『開戦しなくて本当に良かった。』


『緊急事態発生!緊急事態発生!』


『西に120キロの地点に大規模な反応あり数は40以上!』


『すぐさま偵察機を出せ!』


『空母機動部隊はすぐさま偵察機を発艦せよ!』


各空母から偵察機が発艦しすぐさま反応があった地点に急行する。


飛行機はレプシロからジェットに変わりつつあった。

この時発艦した航空機は帝国海軍が開発した5式ジェット戦闘機が発艦した。


『目標群発見!種類は空母6、重巡12、駆逐艦20、強襲上陸艦多数!』


『各艦隊に通達!直ちに攻撃隊を編成し攻撃体制を整えろ!アメリカ空軍にもこの事を伝えろ!』


偵察機よる発見を元にアメリカ海軍基地、アメリカ空軍航空基地、アメリカ陸軍沿岸防衛部隊が緊急招集が掛かり迎撃体制が整えられた。


ヒィラデルフィア港から8個潜水艦隊出撃した。


また空軍も地対艦ミサイルを発射準備が整えられた。

そして対艦装備をした航空機1200機が動員される事となった。


空軍は最新鋭超高高度爆撃を投入した。

空軍開発した超高高度爆撃はB-46である。

B-46は推力25トンのジェットエンジンを8機搭載し搭載量20トン、最高速度780キロ、最高上昇高度15000メートル、搭載武装は25ミリ機関砲12門を装備しレーダーによる光学標準システムを採用した最新鋭航空機である。


『B-46を出撃させよ!』


フロリダ空軍基地に出撃命令が下令された。


『エンジンを回せ!』


『エンジン始動!』


『エンジン出力安定!』


『武器搭載完了!』



B-46爆撃機30機が出撃した。


『海軍と同時攻撃を行う。高度12000にて待機せよ!』


『了解!』


『敵艦隊との距離約200キロになりました。直ちに出撃許可を!』


『海軍航空隊第1波攻撃隊を発艦せよ!』


空母から発艦した航空機は直ぐに隊列を組み出撃していった。


そして各国空母からも艦載機が発艦し攻撃の為に出撃した。


『全機に告ぐ!そのままの進路を維持し、突撃隊形をとれ!』


『了解!』


『目標群発見!レーダーロック!』


『飽和攻撃を行う!』


『撃て!』


80発余りの誘導ミサイルが目標群に向かって飛んで行った。

そのはるか彼方上空ではB-46爆撃機が攻撃の為に爆装庫を開いて待機していた。

搭載されていた爆弾は通常爆弾ではなく対艦用に改造されたクラスター爆弾であった。

クラスター爆弾は総重量2トンで中には60個の子爆弾が内蔵されており目標を発見すると、小型推進ロケットが点火し目標に向って推進する。


『投下用意!』


『投下!』


またこのとき地上基地からの遠距離多連装ロケット弾による攻撃も同時に行われていた。


しかし多くの攻撃が敵の迎撃システムによって迎撃されたが連続飽和攻撃によって敵空母4隻の飛行甲板を破壊していた。

出撃した空母攻撃隊は敵の空母直衛機により多数が撃墜され戦艦『ネルソン』、『山城』、『ニューメキシコ』が対艦ミサイルの直撃を受けて大破炎上し、空母『赤城』、『ユニコーン』が轟沈し『エセックス』が大破した。


この時対艦クラスター爆弾による攻撃で敵空母の飛行甲板をめちゃくちゃに破壊した。


敵空母は飛行甲板が破壊され脱落した。


双方の艦隊の距離は50キロをきっていた。


『全戦闘艦船に通達する!砲撃に突入する!』


『全艦単縦陣を取れ!』


『目標群まで45キロ。レーダーによる射撃を行う。』


『スーパーヘビーシェル砲弾を使え!』


『諸元入力完了!』


『砲撃用意!』


『撃て!』


各戦艦が砲門を開き遂に水平線越しの砲撃戦が開始された。


『全艦載機発艦せよ!』


総艦載機数300機及ぶ大編隊が敵艦隊殲滅に向けて発艦した。また沿岸防衛防衛を担当している陸軍からも陸軍航空隊総数300機の攻撃機が発艦し空軍の戦略航空団第一航空群所属のB-46爆撃機30機余りが出撃し敵艦隊殲滅に向けて出撃した。


『此方攻撃隊後3分程で敵艦隊と遭遇する!』


『ミサイルの射程圏内に入ったレーダーロック!』


『撃て!』


バシュン


1機から4発のミサイルが発射され1200発のミサイルが発射された。


それでも半数以上が撃墜されたが敵艦隊の数を徐々に減らしていく。


そして両艦隊の距離が40キロ程になった時に戦艦同士の砲撃戦がはじまった。


戦艦『サウスダコタ』 『ワシントン』 『アイオワ』 『ミズーリ』『テキサス』が艦砲射撃を開始した。


『艦隊速力第3戦速から第2戦速へ!』


『砲撃開始!』


その頃イギリス海軍も日本海軍も戦艦による攻撃を開始した。


この頃の戦艦にはレーダーと連動させた射撃管制システムを導入し命中率が格段に向上した。


砲門の数の多さに物を言わせて艦砲に弾幕射撃をおこない敵艦を次々と沈めていくが突如『ワシントン』の左舷に水柱が上がり大爆発を起し戦艦が2つに割れた。


『ワシントン轟沈!』


『今何が起きている!』


『水中高速推進音探知!魚雷です!』


『艦隊速力第2戦速から最大戦速へ!取り舵一杯!』


しかし速度の遅い戦艦では逃げ切れなかった艦が魚雷の餌食となった。


『サウスダコタ、テキサス被雷!』


『被害甚大なり!被害甚大なり!』


『中央区画浸水!艦傾斜15度!』


『ダメージコントロール不能!ダメージコントロール不能!』


『総員退艦!総員退艦!』


アメリカ大西洋艦隊残存兵力戦艦2隻、空母4隻、5個護衛艦隊のみである。


『もはや此処までか...』


『本艦隊より70キロの地点からの信号!ドイツ海軍です!』


『我当海域の戦闘に参加せり!』


ドイツ海軍大西洋艦隊所属Uボート3個艦隊60隻が増援として駆けつけてた。


さらにドイツ海軍大西洋艦隊水上打撃艦隊2個艦隊も駆けつけた。

更にドイツ空軍の最新長距離爆撃機HO45、12機が戦闘に参加した。


『砲撃開始せよ!』


『ドイツ海軍の底力を見せる時が来た!総員奮闘努力せよ!』


『主砲撃ち方始め!』


『ドォン』


『敵艦隊捕捉!誘導魚雷装填!前部魚雷発射管1、2、3、4番中央水!』


『魚雷発射!』


240本にも及ぶ魚雷が敵艦隊に向けて発射され敵主力艦隊を殲滅する事に成功した。しかし被害が多過ぎた。

それに敵の強襲上陸艦海岸に到達し戦闘が開始されていた。


これから更に戦闘が激化していくだろう。
















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