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アメリカ本土防衛戦  作者: オカリン
21/33

オデッサ防空戦

テキサス州オデッサには極秘に研究が進められていたプルトニウム増産施設がある。この施設はアメリカが極秘に進めている原子力関連施設のため一部の人間しかか知らないが最重要施設のため付近にはレーダー施設が連立し陸軍航空隊の基地が20以上点在している。また最新の防空システムを導入し、迎撃機はレプシロ機からジェット機に更新されている。また高射砲や対空砲はレーダー連動システムを導入し管制室によって射撃、標準を行う。しかし給弾システムは人力のままである。

敵主力部隊を壊滅させてから1ヶ月後敵はまだ戦力の立て直しが終わってないと思われたが航空戦力を投入してきた。その数1200機にも及ぶ。これを受けてアメリカ陸軍航空隊とアメリカ海軍航空隊とドイツ空軍が迎撃任務に当たった。


アメリカ陸軍航空隊基地

『レーダーに敵の大編隊発見!高度3000!メキシコ湾上空を飛行中!』


『各航空基地に連絡せよ!迎撃体制に入れ!』


『空襲警報鳴らせ!』

ウウウウウウウウ


『空襲警報発令!此れは演習ではない!繰り返す!此れは演習ではない!』


『離陸準備完了!此れより滑走路に入る!』


『了解!第1滑走路の使用を許可する!』


『了解!』


『ジェットエンジン回転数一定。以上なし!』


『此方管制室室。離陸を許可する。敵は此方に400キロのスピードで接近中!離陸後高度4000にて編隊を組み攻撃せよ!』


『了解!此れより離陸する!』


『了解。武運を祈る!』

他のアメリカ軍基地でも急いで迎撃体制に入ったが機体数が多いため時間内には全て離陸が終わらなかった。それに比べてドイツ空軍は迅速だった。


ドイツ空軍はロケット戦闘機を大量に使用していた。

ロケット戦闘機は航続時間が8分しかなかったがドイツ空軍を上げて改良を行った結果航続時間が40分まで伸びた。またジェット戦闘機me262の旋回性能、機体強度を上げた改良型を配備されていた。また命令系統が統一されていたため迅速な行動が可能だった。


『あと10分で敵編隊が通過する。その前に高度4000にて迎撃体制をとれ!』


『了解!離陸準備完了。』


『第2滑走路の使用を許可する。』


『了解。エンジン点火。離陸開始!』


me163コメット2、30機とme262D型20機が出撃した。


『高度5000にて集合せよ!』


『了解!』

数分後全機高度5000に到達し編隊を組む。


『全機に次ぐ。2機編成に別れよ!』


『了解!』


『隊長機から全機へ!機関砲の試射を行え!』


『了解!』


ズドォン

me262D型には57ミリ砲が機首下部に1門装備されている。搭載弾数は25発。

me163は37ミリ砲を2門機首部分に装備し、1門につき80発の徹甲焼夷弾を搭載している。


『高度3000に敵編隊発見!』

敵の殆どが爆撃機で戦闘機はほんの少ししかいない。


『攻撃開始!』


ドイツ空軍による攻撃がはじまった。

ドイツ空軍の初撃で10機は主翼をもげて墜落していった。

放たれた砲弾は主翼の付け根に命中し主翼内部で爆発し油圧系統、電気系統をズタズタに破壊した。

敵もただではやられず対空ミサイルを撃ってきて次々と撃破されていった。


『クソ弾切れだ!』

次々と弾切れの戦闘機が出てきた。


『交戦域を離脱し、基地に帰還せよ!』


『了解。直ちに帰還する。』


航空隊が帰還した後まち受けていたのは苛烈な対空砲火であった。

対空砲2500門を戦列に参加させた。

対空砲によりつい楽こそしなかったものの機体にダメージを負った航空機がかなりに及んだ。


ついにアメリカ陸軍航空隊との大規模な航空戦に発展した。

アメリカ陸軍航空隊は2000機の迎撃機と開発されたばかりの対空誘導ロケット砲M6B1が3000基配備されていた。射程12000メートル、最大速度650キロメールだ。誘導装置は地上からの操作によって目標を追尾する方式をとっている。


まず最初に誘導ロケット砲による攻撃が行われたが、命中率は50パーセントほどだった。


敵航空隊は200機までに減少していた。


高度6000にて待機していた陸軍航空隊2000機が敵航空隊に突入していった。


『全て撃ち落せ!』

かなりの大混戦となった。

アメリカ側は爆撃機を改造した情報統制機10機を投入し同士撃ちを可能な限り防いだ。


3時間に及ぶ激闘の末敵航空隊の撃退に成功した。

アメリカ陸軍航空隊の被害は墜落500機、ドイツ空軍は10機が撃墜された。


オデッサのプルトニウム増産施設の防衛に成功した。













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