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アメリカ本土防衛戦  作者: オカリン
19/33

前哨戦

偵察機が本隊を発見した後偵察機の燃料切れが近かったため偵察機は帰還した。そのため敵の明確な情報を得るべく偵察隊組織して派遣した。偵察隊は4隊派遣され1つの偵察隊にM8グレイハウンド3輌とM24チャーフィー1輌という編成となっている。

偵察隊は3隊が600メートル間隔を開けてゆっくり前進し、その後ろに1隊が予備とする陣形で前進する。

『前進せよ!』


『各車連絡を取りあい警戒せよ!』


『了解!』


『これから森に入る各車速度落とせ!』


『了解!』

森に入り暫くすると第1偵察隊が攻撃を受けた。


『こちら第1偵察隊!敵の偵察隊と接触!戦闘に突入せり!』


敵偵察隊との接触により戦闘が開始された。

お互いに相手の姿が見えないなかの戦闘となった。

『他の隊が増援に来るまで持ち堪えろ!』


『こちじゃあらちが明かない!本隊に連絡せよ!』


『こちら第1偵察隊!敵偵察隊と接触した!増援を要請する!』


『了解。空挺部隊を派遣する。それまで耐えられよ!』


『了解!』


本隊の飛行場からDC-4輸送機5機が飛び立った。1機に完全武装した空挺隊員を50名載せている。

戦闘が始まったのは夕方だったが戦闘が長引いたせいで夜になっていた。

敵は此方の位置がわからないのか攻撃してこなかった。しかし此方は赤外線暗視装置を装備しているので丸見えである。


『全員暗視装置をつけろ!』


『良く探せ!見つけたら良く狙って撃て!』


『了解!』


『発見!総員斉射!』

機銃や75ミリ砲、37ミリ砲を斉射する。

『撃ち方止め!』


『空挺部隊が来るまで待機せよ!』


『了解。』


『暗視装置は使わない時は電源を切っとおけ!』


『了解』

30分後

遠くから『ブロォォ』というエンジン音が聞こえてきた。

空挺部隊がやってきた。


『照明弾を撃て!輸送機に位置を伝えろ!』


『パン』という音の後に照明弾が発射され辺り一面をてらす。

空挺部隊が降下を始める。

空挺部隊は無事に降下を終えた。


『此れより掃討戦に入る!前進!』


『前方に敵防御陣地発見!距離100メートルまで接近せよ!』


『了解』


『停車!攻撃準備完了!』


『攻撃開始!』


先にチャーフィーの75ミリ砲から榴弾が発射し、着弾してから戦闘の火蓋が切られる。


お互い『ドガガガガガガガ』という音を立てて機関銃弾が殺到し地獄と化した。

『ドォン』

『グレイハウンドが5輌やられた!』


『火炎放射器もってこい!』


『接近する間に敵の注意を此方に惹きつけよ!』


『バズーカ撃て!』

5人で一斉に撃つが手前で落ちてしまった。

『こうなったら迫撃砲で攻撃だ!』

破壊された装甲車を盾にして迫撃砲10門で攻撃する。

『ポン』という軽いおとがした後発射され着弾する。


『此方別働隊接近完了!』


『了解。やっちまえ!』


敵のトーチカのドアを開けて引き金を引く。すると敵の弾薬に火がついたのか大爆発をおこした。


『どんどん燃やせ!』

敵の防御施設を燃やし尽くした所で撤退命令が出たため本隊へと帰っていった。森を出た頃には夜が明けかけていた。

偵察隊により森の地形をがわかっので無駄足ではなかった。


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