フロリダ半島防衛戦
メキシコ湾海戦から暫く動きがなかったが1942年2月敵陸軍はフロリダ半島に上陸を仕掛けてきた。
フロリダ半島には機甲師団3個と自動車化歩兵8個師団が展開しているだけだった。
第1波と第2波は退けた。
『敵第3波上陸部隊やってきます!』
『砲兵隊撃ち方始め!』
155ミリ榴弾砲80門と57ミリ対戦車砲250門、37ミリ野砲350門が射撃開始した。
『あと3分で戦車隊が到着します。』
海岸は酷い有り様になっており両軍の死体がいたるところに死屍累々と転がっている。
『敵部隊上陸開始!』
敵が上陸用舟艇から降りたあと機銃掃射が襲う。
『ババババ』
上陸した砂浜は何も無く身を隠す物が無いので地獄と化した。
また地雷原が多数存在していたため余計悲惨な事になった。
『戦車隊到着!これより攻撃に移る!』
M3リー中戦車40輌とM2中戦車20輌である。
『各車上陸して来る敵を機銃で薙ぎ払え!上陸用舟艇には榴弾をぶち込んでやれ!』
『了解!』
しかし敵の反撃もゼロではなかった。
『1号車大破!脱出』
『6号車被弾!砲塔故障!』
被害がでるも80時間に渡り第1防衛線を死守した。しかし弾薬が切れ撤退せざるを得なくなった。
戦車隊は燃料と弾薬補給のため後退した。
しかし稼いだ時間を使い守備隊の兵員補充と防衛陣地の強化が終了した。
『敵第9波やってきます!今までで1番多いです!』
敵の第9波の攻撃部隊はざっと約2万人ほどである。
守備隊は1万人ちょっと、敵上陸部隊最後の攻撃が始まる。
『敵上陸!防御陣地撃ち方始め!』
トーチカや塹壕からは機関銃や半自動小銃などで攻撃する。
『敵をもう少し引きつけろ!』
『よし今だクレイモアを全て爆破しろ!』
クレイモアが爆発し、無数の鉄球が敵の兵士を切り刻む。
『点で攻撃するな!面で攻撃しろ!』
『敵戦車上陸!』
『あと5分で陸軍航空隊がやって来る!それまで耐えろ!』
あちこちで銃弾や砲弾が飛び交うなか両軍の兵士が至るところに転がっていてまさに地獄の有り様であった。
遠くから飛行機のエンジンの音が聞こえる。
ブロォォォ
B-24爆撃機20機とB-25爆撃機15機がやってきた。
『これより爆撃を開始する。場所を指定せよ!』
『これからビーチにいる部隊を撤退させる。その後指示に従って爆撃機されたし!』
『了解!撤退が終わるまで高度4000まで上昇し待機せよ!』
『了解!』
『撤退命令が出されてから20分後に撤退が完了した。』
『撤退が完了した。直ちに爆撃開始せよ!』
『了解!爆装庫開け!標準完了!爆弾投下!』
250キロ爆弾数十個投下された。ヒュュュュウとういう音をかげながら落下していく。
他の爆撃機もビーチを爆撃して行く。
『爆撃終了。これより機銃掃射を行う!』
『下方機銃はワンマガジンなくなるまで撃て!』
爆撃機にる機銃掃射が終わり爆撃機が帰っていくと
爆砂埃がまっていたが暫くしてビーチに歩兵部隊を差し向けると数多くのクレーターが空いており、そこから黒い煙を上げていた。また敵の戦車はまだ火を上げてもえていた。
とても酷い状態であった。戦車などの残骸は残っていても誰1人として遺体が残っていなかった。
こうしてフロリダ半島の防衛はせいこうしたがどちらにとっても後味の悪い戦いとなった。
どうだったでしょうか。感想やコメントがあればよろしくお願いします。