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アメリカ本土防衛戦  作者: オカリン
11/33

メキシコ湾海戦(中編)

前回の続きです。

救援に向かった重巡ペンサコーラとニューオリンズに帰還命令が下された。


艦隊に合流すると大西洋に展開中の機動艦隊に救援を要請した。


機動艦隊の戦力は空母エンタープライズ、サラトガ、

ホーネット、インディペンデンスの4隻

軽巡洋艦アトランタ、ジュノー、サンディエゴ、サンファンの4隻

レーダーピケット艦、オブライエン、ウォークの2隻

戦艦、ニューメキシコ、ワシントンの2隻の合計12隻の編成だ。


『全速力でメキシコ湾に向かえ!』


『艦隊進路を南へ!面舵一杯!速力第三船速!』


(合衆国海軍の力を思い知らせてやる!)


機動艦隊は全速力でメキシコ湾に向かうそこが地獄だとも知らずに。


メキシコ湾に展開中の艦隊

敵艦隊との距離が32000メートルを切り砲撃準備をしていた。


『方位90°仰角40°弾種『徹甲』!』


『発射準備完了!』


『1番5番撃て!』


ドォォォン


物凄い爆音と閃光によって発射された砲弾は秒速850メートルで飛んでいく。


『弾着までおよそ40秒』


『弾着!至近弾2!要修正!』


『新型のレーダー照準器は好調のようだな』


『これで従来のやり方よりも命中率はかなりあがったでしょう』


『今はこのレーダーのことを信じてやるしかあるまい』


『3番7番撃て!』

ドォォォン


『弾着!敵艦命中!敵炎上中!』


『斉射用意!』


『全門斉射!撃て!』


轟音と共に8発の16インチ砲弾発射され敵艦を撃沈するために向かっていく。


『命中!敵艦轟沈!』


『9時方向より、謎の飛行物体接近中!』


『左舷対空砲打ち方用意!レーダーと連動!』


『なんだあれは!』

向かってきたのは航空機ようなものであった。


『対空砲打ち方始め!』


飛翔物体に攻撃するが当たらない。


『なんで当たらないんだ!』


『目標が小さすぎる!』


戦艦メリーランドに命中した。その後『ドォォォン』という音と共にメリーランドが真っ二つに折れた。


『メリーランドが真っ二つにおれました。』


『敵艦隊目視距離まで接近中!』


『メリーランドの仇打ちだ!攻撃開始!』


『ペンサコーラ大破航行不能!』


『ニューオリンズ轟沈!』


『ウエストバージニア沈没!』

主力艦が次々とやられていく。


『何故だ?何故我々の方が戦力が上なのに圧倒されている!』


『今敵の攻撃が止んでいます。直ちに撤退命令を!』


(ここで撤退すれば、合衆国海軍の面汚しだ。此処は機動艦隊が来るまで粘るしかないのか?)


ドカァン

『なんの音だ!』


『シカゴ轟沈!』


『撤退命令を!』


『しかし。』


『司令。数千名の兵士の命を救えるのは、司令だけです。此処は撤退命令を!』


『分かった。撤退しよう。』


もはや駆逐艦8隻とコロラドしか残っていない。


『在存戦力に通達する。乗組員の救助が終わり次第当海域を離脱し、機動艦隊に合流せよ。』


事実上の撤退命令が下された。







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