第3章 あきら2
あきらの興味はもっぱら買物にくる客を観察することに限られた。
スーパーは駅から徒歩3分の立地のところにあり、周辺はマンションや住宅地になっている。
向かいにあるパチンコ屋の客もたまに来る。
決まってタバコやビールを買っていく。
学生もわりと多いのだが、最近の学生はスーパーで食材を買い求めるということが少なくなってきているようで3軒となりにあるコンビニに行くことが多いようだ。
あきら自身も仕事帰りにコンビニに行くことが多い。
スーパーよりなんとなく買物かごを持っていても違和感がない。
なんとなくスーパーはおばさん臭いというイメージを持っていた。
いつも来る人にあきらはあだ名をひそか何人かにつけていた。
朝一でわりと来ることが多い、30歳そこそこの奥さんはいつもピンクの洋服を着ていた。
ピンク以外はもっていないんじゃないかと思うくらいにピンクの洋服を着ている。
しかもいつもピンクのワンピースかピンクのミニスカートだ。
下着も絶対にピンクだとあきらは思っていた。
もう一人が昼過ぎくらいにくる、おっぴろげ。
25歳くらいの女性なんだが、見た感じは水商売風。
しかも、昼過ぎに起きたばかりとわかる顔つきをして林檎ジュースを買っていく。
このおっぴろげは実は雨の日にあきらの目の前で転んだのだ。
しかもミニスカートは全部めくれ、中の下着が見えるくらいだった。
その下着が紐しかないくらいに面積が小さく、丸見えだったことからおっぴろげと彼は呼んでいた。
その光景が忘れられず、おっぴろげがスーパーの入り口横のトイレから出てきたのをみて
すぐさまトイレにはいった。
女性用のトイレだが、外のドアにはすぐに清掃中の看板を出した。
4つほどある個室のどこにはいったのか確かめるために鼻を利かせた
おっぴろげのコロンとも香水ともわからない女性のにおいを嗅ぎ、入ったところを特定し
同じにおいのする個室を見つけた
その個室でにおいを5分くらい楽しんだ。
あきらはたまらずその便座を舐めた。
舌を出してゆっくりと・・
そうすると股間が熱くなってたまらなかった。