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異世界転移に巻き込まれた坊ちゃま好きたちによる坊ちゃまを最強に育てる異世界開拓  作者: 揚惇命
第二章 フランク王国

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第一八話 ローザによる鑑定結果

【ローザ視点】


 ホプキンスたちが無事で何よりでした。

 これで、坊ちゃまの食事周りは改善に向かう事でしょう。

 にしても与えられたギフトまで見事に料理に使えるものばかりで助かりました。

 後は、ホプキンス達に付いてきた見知らぬ女性を警戒して、坊ちゃまの後ろでギフトを使用しました。


 名前 棚瀬結衣

 職業 教師

 ギフト 食器生成(食器のことならこのギフトにお任せよん)

 生い立ち ラルク=フォン=ビスマルクの通う星小学校で教職に就く。担当科目は理科。世界的大人気RPGゲーム『ドラゴンダンジョン』のプレイヤー。『ドラゴンダンジョン』をプレイするに至ったきっかけは、イラストの良さだったがやるにつれてシナリオ・音響に至るまで、その世界観にどっぷりとハマり、やり込むまでになった。同僚の黛比呂とは学生時代からの親友同士で、お互いの性癖も知り尽くしている間柄。両親を小さい時に亡くし祖父母に育てられたがその祖父母も教職に就いて、直ぐに亡くしてしまった。


 ここまで生い立ちを赤裸々に読むなんて、酷い人ね。


 成程。

 異世界とはいえ小説やゲームに強い人が仲間に加わってくれることは有り難いと言えるでしょう。

 それにホプキンスたちがつれてきた理由もわかります。

『食器生成』とは、また面白いギフトをお持ちのようです。

 それに坊ちゃまの学校の先生であるならば、必要以上に警戒する必要は無いでしょう……坊ちゃまに害を及ぼすというのなら容赦はしません……が。

 しかし、私のギフトは意思でも持ち始めているのでしょうか?

 ギフトの説明も定型文から崩れてきてますし、極め付けは、最後の一文です。

 いや、そもそも生い立ちまで『鑑定』の範囲内に入れてるのはそちらなのでは?

 まぁ、構いませんが。

 一応、ホプキンス以外の者たちを疑うわけではありませんが『鑑定』で確認しておきましょう。


 名前 ソルト

 職業 ラルク=フォン=ビスマルク専属料理人

 ギフト 包丁の担い手(包丁を持たせたら右に出る者は居ない近接戦闘員よん)

 生い立ち ホプキンスと出会う以前のソルトは、料理包丁で腐った男の大事な部分を開きにしていた。ソルトにとっての料理包丁とは、腐った人間に灸を据える道具でしかなかった。ある雨の日、いつものようにターゲットを見繕い、向かったソルトであったが今回のターゲットの方が一枚上手であり、暗殺者に逆に命を狙われるも料理包丁を持っていたことから偶然通りかかったホプキンスに助けられる。話を聞いたホプキンスは、そんな危ないことするのはやめて、俺と一緒に料理を作らないかと強引に誘われ、料理の楽しみに目覚める。以降はホプキンスの右腕として、料理包丁を人に向けることはなかったが、この異世界で再び料理包丁を取る。前回と違うのは、今回は大事な人たちを守るための覚悟と共に。


 いやね〜人様の過去を覗き見るのが趣味なの?


 やはり、私の鑑定に意思が芽生え始めているのが見て取れる。

 そもそも覗き見るつもりはない、それを明かしているのは、お前の方では無いかと言いたい。


 名前 舟盛大膳

 職業 ラルク=フォン=ビスマルク専属料理人

 ギフト 水の守り手(このギフトの凄さはね水を使い放題ってことよん。勿論、水が人間にとって最も大事だってことはわかってるよねん)

 生い立ち ビスマルク家の料理人になる前は、板前や宿の料理人と職を転々としていたが、彼の握る寿司、作る日本食の数々は名だたる舌の肥えたグルメ人たちの舌を唸らせるほどだった。そんな彼がビスマルク家に来たのは気まぐれ、故郷の料理しか食べない相手に、己の腕がどこまで通じるか、自分自身との戦いのためだった。どんな舌の肥えたグルメ人が束になってもラルク=フォン=ビスマルクの舌には敵わないと自負している。主と使用人の関係だが美味しい者を追求する者同士、そこには戦友のような絆がある。

 仲間の過去を暴いて、楽しい?楽しいよねぇ?やめられないよねぇ?


 はぁ、ギフトが意思を持っているのは間違いない。

 こちらは万が一にも仲間の姿をして紛れ込む輩に注意を払っているだけで、仲間の過去を暴いてるつもりなどない。

 それをしてるのはお前の方だと言いたいのだが。

 向こうから一方的に伝えてくるだけで、こちらからは何も伝えられないのが歯痒いな。


 名前 ミネルヴァ

 職業 ラルク=フォン=ビスマルク専属パティシエ

 ギフト 調理道具

 生い立ち ドイツ人の父と日本人の母との間に生まれ、幼少期から高校生までの期間を日本で過ごす。学生時代はギャルに憧れていた。パティシエを目指して、フランスへ留学、パティシエとなった後、ドイツに帰り、店を開く。その店に偶々ローザに連れられ訪れた坊ちゃまの『お姉さんのスイーツは、人を虜にする。お姉さん、これからは僕のためだけにスイーツを作ってくれないか』というプロポーズみたいな言葉にキュン死し、店を畳んで、ラルク=フォン=ビスマルク専属のパティシエとなる。


 あ!この一文は、貴方にしか見えてないから大丈夫よん。健気な女よね〜。当の本人であるラルクって子は、純粋に美味しいスイーツを食べたかっただけなんだから。あ!それは、隣にいた貴方がよく知ってるか!どうせ、あのお相撲さんも調べるんでしょ。


 名前 ヌードゥル

 職業 ラルク=フォン=ビスマルク専属麺職人

 ギフト 調味料(味気ない食事もこれ一つで解決よん)

 生い立ち 元力士。力士を目指したきっかけは麺に合うちゃんこ鍋を極めるためという生粋の麺馬鹿。料理人募集で、出した麺料理をただ1人美味しそうに食べてくれたラルク=フォン=ビスマルクの舌に感銘を受け、仕えることとなる。普段から麺のことしか考えてない生粋の麺馬鹿。


 お望みのものは、これで全部よん。どう、裏切りの証拠でもあった?あるわけないよね〜。だって、彼らは正真正銘の本物だもの。疑ってばかりって疲れない?そんなに気を張らなくても良いんじゃない?


 フン、余計なお世話だ。

 私が気を張らないで、誰が坊ちゃまを守れる。

 お前は私のギフトとして、意思など持たずに言われたことだけやっていろ。

 ん?

 ひょっとして、坊ちゃまの分身を名乗るあの兎も『ダンジョン』が意思を持った姿なのでは?

 この世界では意思を持つギフトが存在するということか。

 ここまで、お読みくださりありがとうございます。

 少しでも続きが気になると思っていただけましたら評価・良いねしてくださいますと執筆活動の励みとなりますので、宜しくお願いします。

 それでは、次回もお楽しみに〜

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