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未来を知っていたお母さん  作者: 夢菜
生い立ち編
4/4

大人になった私

私が高校を卒業して、とある会社に事務員として入社した。


高校のクラスのなかで就職は私だけだった。


なかなか探すのが大変で、でも条件は、家からなるべく近いところだった。


なんとか見つかり、今の会社に入り、同期と仕事帰りに遊ぶのが楽しい。


バドミントンサークルに入り、思いっきり楽しんだ。


母親は私が入社してから、体調が悪く家にいた。


会社に入り、研修を3カ月受けた後、配属された部所が今の事務室で、上司と2人で楽。


やることが少なく、忙しいのは年に数回しかない良い所だ。


帰りは同僚と飲みに行ったり、遊んだり、今までの生活とはまるっきり違う。


会社で彼氏を見つけ楽しむ毎日。


ある日、母親に怒られる。


『少しは家事もやれ!遊んでばかりいるな!』


私は内心、学生時代は遊べなかったんだからいいだろ。それにお母さんが遊べっていったんじゃん。


って思っていた。


その後は、少しだけ家事を手伝うが、後は遊びまくった。


食費分、月に5万円だしていたから、文句も言われたくない。


そしてお母さんから


「美咲、聞きなさい。あなたは、これから今の彼氏と付き合って2人の息子を授かる。だけど、決して自由な道ではないわ。今の彼氏と諦めるならば、幸せが待ってるわ」


私は聞く耳を持たなかった。


今の彼氏は私を幸せにするって言ってくれてる。


だからこのまま、結婚するわ。


会社勤めも3年が経ち、彼氏と結婚することにした。


退職して専業主婦になる。


とりあえず、団地に住む。


最初のうちは苗字が変わって名前を呼ばれても気付かなかったり大変だった。


慣れてきた頃第一子を妊娠したが、いろいろあって産むまで苦労の連続になる。


悪阻がひどく、切迫流産や切迫早産、微弱陣痛など、あったが何とか乗り越えて出産した。

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