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作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

ホラーなのか? と自問自答しながら、ホラーにします。

一般的に見たらきっとホラーだと思います。

『神様」と呼ぼれる存在がこの世に存在しているかどうかは分からない。けれども目は存在していると感じている。そしてそう思うのは巡礼を行った時に引く、御籤の的中率からだった。


本日も巡礼を第一目標としてルートを決定する。其れがどれだけ回り道であっても、数分しか滞在しなかったとしても、降りる事が当たり前で、降りないという判断が存在しないのだ。

何故そうまでして巡礼を行うの? と言われれば非常に困ってしまう。良い例えも浮かばない。ただそうあれと、本能に刻まれているからかも知れない。

そうして毎週、毎週、毎週毎週毎週毎週毎週、くどい程に訪れていると、ある疑問が浮かんだ。迷惑ではないかと。本当は要らない好意を向けられて、うんざりしているのではないかと。

生憎、私には霊感と呼ばれるものは存在しない。ただ何となくそこにある気配だけを都合の良いように汲み取って、訪れているに過ぎない。平たく言うと、狂人の妄言と変わらないのだ。

だから御籤にも興味が出て来るのはある意味必然であった。

人間というのはどうやら未知なものに惹かれるらしい。其れが例え、自分に都合の悪い事だと察しても、ついつい行ってしまうのが性である。ある種の怖いもの見たさ、そして原因解明に至る為の好奇心なのかも知れない。けれども、止められなかった。

私は何時もの様に参拝を済ませ、謝辞を述べる。

――何時も何時も此方の空気が心地良いと感じております。けれどもご迷惑では無いでしょうか? そればかりが気掛かりで、気掛かりで仕方が無いので御座います。

そうして礼をした後、御籤を引いた。結果は大吉であったがそれよりも、書かれている内容が気になった。願い事や学問、縁談等々、王道なものが書かれている。当たり前だが、神の御心の確信にいたる事は難しい。けれども一つ、引っかかった事がある。


旅:何処へ行くにも吉。けれども色事を慎め。


旅と言うのは恐らく巡礼も含まれているのだろう。けれどもその後半、『色事を慎め』これが気になった。男女交際は明るくない。今だって、男性の陰すらない。でも一つ、心当たりがある。

誰にも言ったことがない。生涯明かすことが無いだろう私の秘密。其れを指摘された様な気がした。


全部、見ているよ。君は此処にいる時しか見られて居ないと思っているようだけれど。


そう、仰られている気がした。

神様の存在がいるかいないか分からない。

というのは何度も申し上げた通り。

居らしたら、不幸な人など居ない。

という理由から。


でも気配はある。そして御籤の結果は常に百発百中。

ちなみに今回も百発百中。あの時も百発百中。


あの時:(もう言いたいことは無いんだよなぁ。だから)

一歩づつ前に進め。

今回:(振り出しに戻ったし。最近は毎日はやってないし。だから)毎日少しづつで良いからやると良いよ。

誰にも言ったことさえない事さえも知っている。


だからこそ、目はある、と思ってます。

人によっては全て把握しているのは神様でも怖いと思うんですよ。


私的にはぶっ飛んだ激重感情大好きなので、ファンタジーですが。

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