プロローグ 転生と二度目の異世界
初投稿なのでお手柔らかのお願いします。
俺は転生した。
急すぎる展開に訳が分からないだろう。
大丈夫。
俺も訳が分からん‼
今思い返してみれば決して長くはなかった28年の人生。
フリーターだった俺は深夜バイトの帰り道、夜空を見つめて歩いていると、急に目の前が真っ暗になった。
激しい衝撃とともに、車のブレーキ音と人々の叫び声が耳に残っている。
週に一回バイトに行くか行かないかの引きこもりの俺はとっさによけることが出来なかった。
薄れる意識の中で思っていた事、、、「はぁ、やり直してぇな」
なーんて思っていると…『剣と魔法の異世界にきていたのだ‼』
…ならよかった。
だが俺はかつてこの世界の住人だった。
意味が解らないだろうが俺は確かに元々この世界の住人だったのだ。
現在から考えると前前世になるだろう。 わかりやすく言うと異世界→地球→異世界。
とまぁ こんな感じだ。
さらに詳細を説明すると、俺はもともとこの異世界で生まれ育って世界最強と呼ばれる『星魔術師』だった。
が、この世界を作った創造神(人々には星神様と呼ばれている)の力を制圧するように置かれていた魔石が砕け散ったことが原因で創造神が暴走した。
それを食い止めるべく応戦した前前世の俺は命と代償に創造神を食い止めることが出来た。
そもそも星神を封印するためには同じ世代に重複することのない星魔術の使い手のみだった。
だからまぁ俺が代償になるのは仕方がないことだった…が!しかし、その星神は前前世の俺が封印した後、新たな星魔術師が生まれなかったことをいいことに復活しているらしい。
そこで!俺は人族ではない長寿の魔族である元パーティーメンバーと一緒に星神を倒しに行くことにする‼
とは言っても、『赤ちゃんなんでなんもできませんッ』
まぁまずは魔術を思い出すところから始めるか、、、