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第44話

とりあえず知識がないこいつらに緑の分厚いあれを渡したところで理解できないだろうからやめておいた

初日は木造住宅の工程や基本的な部材や名称を叩き込んだ


「よし、明日は現場入るしこの辺にしとくか」

「やっと終わった…」

「さすがに堪えますね…」

「こんなもん序の口だぞ?読書と変わらんじゃないか」

「そんなのシミズさんだけですよ…バーナードさんなんてもう途中から寝てたじゃないですか」

「大人になると記憶力が低下していくからなー、おいバーナード今日は終わりだ。布団出してやるからそっちで寝ろ」

「シミズさんは寝ないんですか?」

「俺はもうちょいしたら寝るよ。ちょっと会談に向けての対策を考えないとな」

「ピケくん、私たちは寝ておきましょう」

「そうですね…おやすみなさい」

人間3時間寝たら大丈夫なはずだけどな。もしかしてこれが俺のチートか?


ということで1人計画を立てていた

「初めは領主のことを優先するとして他をどうやって公平にするかだな…」

そもそも俺の仕事は建物を貸すことをメインにしたいから注文は受けたくない。かといって断るにも圧かけてきたり仕事をしないとかいう噂になっても嫌だし。


「いっそくじ引きにするか?」

いやダメだな。運ゲーがすぎるし不正を疑われるか

「UFOキャッチャーみたいな確率機を作るか?」

いや無理だな。作れないわ

「ガラガラにするか?」

いや中身が不透明すぎるな。しかも最後には当たりが出てしまうし天井付きのパチンコと変わらんな

「いや?パチンコか…いいこと思いついちまったなぁ」

よし今日は寝るか


「シミズさんおはようございます」

「あぁレオンおはよう。聞きたいことがあるんだがこの世界に不敬罪とかあるの?」

「ないですよ」

「俺貴族より平民を優先するのかって言われたけど?」

「でも引き下がったでしょ?特に罰則はないですよ。ただ王様が持ってないのに一平民が持ってたら風当たりが強いですよね。他の国に示しもつかないし暗黙の了解というやつですね」

「じゃあやっぱり最初の仕事だけは受けといてやるか」

「やっぱり最初だけなんですね…僕すでに迫られてるんですけど」

「良い案があるから断れ」

「無理ですって!今は先延ばしにしてかわしていますけど僕の立場はただの商人ですよ!」

「次の会談で仕事を注文するには優先権を景品とした貴族有利の一発抽選台を提案するから」

「めちゃくちゃ悪い顔してますけど…」

「いやー楽しくなってきたなあと思ってな!」

「…バーナードさんたち死んだように寝てますけど」

「心配ない。あと数日はあんな感じだ。そうだおまえも勉強しないと営業…」

「そうだ!僕は当分お菓子の方の営業回りしてますね!その抽選なんとかならまだ出番ないですよね?さあ今日もがんばるぞー」

そういって逃げられてしまった。仕方ないやつは後回しだ  

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