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第32話

目が覚めた俺はバーナードを起こして朝支度を済ました

あいつらはまだおやすみ中だ。そのうち起きるだろう


「おはようさん」

「おはようなのじゃ…」

「夜更かしするなと言っただろうに」

「夢中になってしまったのじゃ…」

「で、聞きたいことがあるんだ。基礎を作るに当たってその場所になにかものがあったらどうなるんだ?」

「出した土壁の上に持ち上がるのじゃ」

「このシートを基礎の下に敷きたいんだが被さってしまうのか?」

「そういうことじゃなー」

なら防湿フィルムの先施工は無理か…仕方ない後でどうにかするか

「分かった。もう少ししたら仕事始めるからまだ寝ててもいいぞ。まだ7時だしな」

あまり早すぎても近所迷惑になるし就業時間は守らないとな


「じゃ、やるか。スイミー出してくれ」

「分かったのじゃ」

基礎と言っても俺しか分からないのを作ってもらうのも無理な話しなのでとりあえず10メートル×10メートル、高さ50センチの土俵形で出してもらった

「もういいかの?」

「レーザーで水平見るからちょっと待ってくれ」

本当は目視できるレベルで見たいのだがそんなものないのでレーザーで傾きと不陸を調整してと

「そういやスイミー、おまえ何個スキル持ってるんだ?」

「我は各スライムのスキルも使えるからの。実質無限じゃ。今は100体で合体しておるから100じゃ」

「は?チートかおまえは…」

そういってスイミーはギルドに向かって行った


「よし、ここからは手作業だ。今日中に終わらせるぞ!」

「ワシらはなにをするんじゃ?」

「バーナードはアンカーの長さをカットしてくれ。ハルは俺が穴をあけていくからその中の掃除とこのケミカルカプセルをセットしてくれ」


「あー鉄筋がないのは素晴らしいがなんでこんなに固いんだよ…明日は筋肉痛だな…」

50個分の処置をした俺は2人から終われながらやりきった。

「見た目通り非力なやつだな。ダンジョンで修行でもするか?」

「絶対にしない。じゃアンカーはまだ固まってないから今日はここまでだ。昼からは明日使う木材の準備するぞ」


「えーと土台のパッキンと座金と金具と…」

今日は土台と柱用の木材を出してシートでもかけておくか。ちなみに梁も同材料だ。だって不壊で心配ないし梁せい200ミリ以上なんて店で売ってない

「屋根と外壁どうするかな。材料は決まってるんだがなあ…」

分かってはいたが全部自分でやるのはきついな。魔法で簡単になっても俺が使えないんじゃ前世と変わらんわな

「今日はもう終わりか?」

「あぁ、そうだな。作業ペースが思ったより進んだからやることなくなったな。そうだバーナードは平行して玄関ドア作ってくれないか?」

「いいぞ。どんな感じにするんだ?」

「まかせるよ。材料も道具もなんでも使っていいよ」

「分かった。しかしワシの久々の仕事がドアか…」

「はは、いいじゃないか。玄関は建物の顔だぞ?」

「ま、そうだな。久しぶりに鉄叩くか!」

バーナードよ、たぶん鉄を叩く必要はないと思うんだが。まあいいや俺はプリンでも作っておくか  

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