第29話
俺はバーナード、ハル、ルナと今後の話しをしていたが夕方頃ようやくスイミーが帰ってきた。
「おかえり、おつかれさん」
「ただいまなのじゃ…」
「スイミーちゃん元気ないね。大丈夫?」
ルナがよしよししているがたしかに朝より元気がない。なんか失敗でもしたのか?
「依頼が朝シミズといっしょにやったやつを足して3つしかできなかったのじゃ…」
「あぁそうゆうことか。大丈夫だスイミー、初めてで2件もこなせれば上出来だ。俺なら1件できるかどうかだっただろうな」
「嘘なのじゃ…朝はあんなに簡単だったのじゃ…」
「嘘じゃないよ。相手が在宅かどうかも仕事の詳細もわからないのに簡単な訳がない。朝スムーズにいったのはたまたまだ」
「我はいっぱい歩いたのじゃ…だが人の様子がなかったり断られたりでたいへんだったのじゃ…」
「あぁおまえは良くやったよ」
「ほんとか?」
「ほんとだよ。ほらおまえのチョコ渡すから元気をだせ」
「もらってもいいのか…?」
「当たり前だ。それは頑張った者への正当な権利だ」
「ありがとうなのじゃ!」
そういって渡したお菓子を美味しそうに食べる
「うまいのじゃ~頑張ったかいがあるのじゃ~」
「良かったねースイミーちゃん」
ま、あとはルナに任せておくか。もう元気になっただろ
「そういやあんたお菓子作りしてたんじゃないの?」
「なに?我をほったらかしにしてそんなことをしておったのか!」
「ちげーよおまえの報酬にと思って作ってたんだよ。そのブラックサ⚪ダーは50個食べようか依頼1件分にもならねーんだよ。それじゃ俺が悪徳すぎる」
「なんじゃそうだったのか。我はこれさえあればなんでもいいのじゃが」
「ま、食後のお楽しみだ。ちなみに全員分あるからな。おっさんたちも食べるぞ」
「ワシはあんまり甘いものは好かんのだが」
「言ってろ。食べたあとはもうないのかって暴れるさ」
主にスイミーが
「それじゃ明日から仕事始めていいか?」
「いいぞ、うちの敷地内だったらいくらでもやれ」
俺はまず広告塔になる事務所を作ることにした
「じゃあまずは木造2階建てから作るわ。1階は店舗、2階は居住室で」
「2階建てなんてできるのか?土魔法じゃ1階に屋根を作るまでしかできないぞ?」
この街には平屋建てしかない。依頼を回ったときに街の建造物を確認済みだ。なんでも土魔法で壁を作って次に屋根を繋ぐとその上には魔法が発動しないそうだ。理由は知らない。重ねがけができないとか土の精製量が足りないとかそんなとこだろう
「大丈夫だ。1人じゃ無理だからバーナードは手伝ってくれ」
「我も手伝うのじゃ」
「スイミーは店の宣伝も兼ねて今日の仕事を引き続きやってくれ。依頼主にそれとなくバーナードさんのとこがなんかやるらしいって言ってくれればいい」
「むう、分かったのじゃ」
「じゃああたしたちがやるわ」
「はい、わたしもやりたいです」
「ハルとルナはお願いしたいところだが1人は今の店のお留守番だな。必ず近所や通りすがりの人がなにしてるのか聞きにくる」
「まあ気にはなるだろうな」
「だからそれの対応を頼むよ。基本は俺とバーナードとハルかルナでいこう。2人は交代交代だ」
「店なんて暇なんだから閉めたらいいじゃない」
「宣伝や対応も大事な仕事だよ。暇なら会社の看板でも考えてくれ」
「そういや店の名前はどうするの?」
「ああ考えてあるよ。バーナードの店はバーナード武器店て言うんだろ?」
「そうだ。ワシの名前と店のことが分かりやすくする。これがこの街のルールだ」
「じゃそうゆうことで名乗るしかないよな。会社名はシミズ建設だ!」
ここは異世界ここは異世界ここは異世界ここは異世界
よし!大丈夫だ?




