第25話
朝、身支度を済ました俺はハルとルナにお菓子を渡してみんなでバーナード店に戻った。
「「おいしいっ!!」」
「我にも食べさせるのじゃ~」
「お前は仕事が終わってからだよ」
そんなこんなでそろそろギルドに行こうとしたときレオン夫妻がやってきた。
「シミズさんまずいですよ!」
「ハルちゃんルナちゃん体は大丈夫!?」
「…一応否定しておくが俺はなにもやってない」
「こんなことバーナードさんに見つかったらまた壁に穴が開いちゃいますよ!」
やったのこいつらの親父かよ!
「やむを得ない事情があったんだ!連れ込むつもりは微塵もなかったんだ!」
「どんな事情があったって?」
俺は肩に手をかけられて後ろを振り向くとそこには髭だるまのおっさんが剣を持って立っていた。
「ひっ…はじめまして私はシミズと申します。そんな物騒な物を携えてどうしましたか?」
「シミズさん僕は用事があるので失礼しますね」
レオンはどこかに行ってしまった
「ワシは2人の父のバーナードじゃ。どうしたもなにか言うことが他にあるよな?」
似てねぇ…肩痛ぇ…
「あっ父さんおかえり。この人はギルドから依頼で修繕にきてくれた人よ」
「お父さんが壊してしまわれた外壁は直させていただきましたよ。」
「そうか、今からまたなにか壊してしまいそうなんだが大丈夫か?」
「依頼があれば駆けつけますので。それじゃ私はこの辺で…」
「まあ上がっていけよ。俺からの感謝がまだだからな?」
俺は親父さんと話しをするために連行されてしまった。
「それで、お前さんのスキルで1泊したと?」
「まぁ不本意だったのですが結果そうなってしまいました…」
「こいつらも成人してる身だ。とやかく言うつもりはないが相手にもよるよな?」
「おっしゃる通りです…」
「もういいよ父さん。あたしたちからお願いしたんだし」
「お父さん!シミズさんの店すごいんだよ!」
「そ、そうなのか…?でも父さんは…」
「でもじゃないよ。そろそろお店の準備しなさいよ」
「くっ…おいシミズ、お前は後で店に帰ってこい。まだ納得してねえからな!」
「ハハハ…ではギルドに行ってきますね。お話はまたのちほど…」
「行ってらっしゃい」
「スイミーちゃんも頑張ってね~」
俺たちは女の子2人と野獣に見送られてギルドに向かった。




