第19話
(許可も取れたし型枠からしていくか。)
俺は作業道具とヘルメット、型枠用コンパネ、コンクリート釘、伸縮ジャッキ等を取り出した。
施工方法は簡単だ。
開口の断面にアンカーと接着剤を使用する
釘打ちで両面をコンパネでふさぐ
釘打ちだけでは持たないのでコンパネが外れないように伸縮ジャッキでつっぱりをする
コンクリートを作って型枠に流し込む
(まあ簡単にするとこんなもんか。コンクリート流し込むときは両面を確認しておきたいからスイミー呼ぶか…)
俺はセメント、砂、砂利を用意して水とスイミーを確保するためにコー⚪ンに戻った。
「おい、スイミーちょっと手伝ってくれ。」
「なんじゃ?我は忙しいんじゃが。」
そういって送風機ブロアーで遊んでいたお子さまがいた。
「それはおもちゃじゃねーんだよ。俺は水用意してくるから外に出る準備してろ。」
「うーん、まあ飽きてきたので行ってやるのじゃ。」
俺たちはハルの店に帰ってきた。
「ここか?なにをするんじゃ?」
「俺は今からコンクリート作るからちょっと外で待ってろ。頼みたいのはこの木板からなにか漏れてこないかと外れないかを見ていてほしいんだ。あとこれ被ってろ。」
ヘルメットをスイミーに渡した。
「分かったのじゃ。任せておけ。」
「ちゃんとヘルメットのあごひもつけておけよ。じゃ準備できたら呼ぶから。変身は解くなよ?」
「あっおかえり、そろそろ終わるの?」
「お姉ちゃんこの人だれ?」
「この人は壁を直してくれるおじさんよ。」
「ふーん、わたしはルナ。よろしくねおじさん。」
(おじさんは傷つくんだが…まあいいか。)
「もうすぐ終わるから近くには来ないでね。」
「はいはい」「はーい」
ある程度のコンクリートを作り終えた俺はスイミーに合図した。
(こんだけ作ったら大丈夫か?余ったらもったいないし俺の能力ならすぐ作れるからこれでいくか。)
「スイミー、そろそろ始めるぞ。」
「分かったのじゃ!」




