第17話
職業斡旋課についたがまんま日本のハローワークだった。
(ブラック会社をやめようと思って一度だけハローワーク行ったことがあるが結局転職しなかったなあ…)
とりあえず俺は掲示板に貼り出されている仕事をみて回った。
(ふむふむ、家の家事お手伝いや建物の修繕等があるな。生活魔法が使えない俺には家事は無理だろう。)
建物修繕のチラシを持ってギルド員ぽいメガネのやつに話しかけた。
「すみません、仕事を探しているんですがこんな感じの求人はありますか?」
「その建物修繕系の依頼はだれも受けないので空いていますよ。」
「え?、どうゆうことですか?」
メガネの職員が言うには、この街のほとんどの建物は土魔法で作られているらしい。理由はコストも手間も工期も抑えれるから。一時期魔法使いが国政で建物を作りに作りまくったらしい。その結果、今は需要がなくなり土魔法の使い手も少なくなり、その少ない使い手もダンジョンで生計を立てているため依頼は塩漬けになり使い手も冒険課に所属しているという。
(ふーん、つまり俺のコー⚪ンでどうにかできれば独占産業になるんじゃねーの?転売は不可だが資材自体を売るわけではないし人件費と思えばいけるやろ!)
「事情は分かりました。土魔法ではないのですが私なら解決できそうな気がします。一度その依頼人と打合せをしてもよろしいですか?」
「誰も受けない依頼ですし被害が出ないのであれば大丈夫ですよ。この依頼の方は店をしているのでいつでも会えると思います。解決できたらサインをもらってギルドに報告してください。まあ無理と思いますけど。」
ギルドを出た俺は依頼の場所に向かっている。
修繕といっても状態を見ないことには始まらない。
(あのメガネ野郎笑ってやがったな…完全に俺のことをなめてた。絶対に依頼をこなしてメガネに叩きつけてやる!)
超絶ブラック建設業の知識があるシミズはキレていた。死ぬほど働いた職をバカにされた気分になったからだ。
時刻は昼過ぎ。カロリーメ⚪トを口に押し込みながら移動し依頼場所に到着した。




