第15話
俺はいつも通り5時に起きた。レオンとマリーはまだ寝ているようだ。
(一回コー⚪ンに戻るか。着替えもしておきたいしついでにスイミーの様子をみておくか。)
店に戻った俺はゴミを散らかして横たわるそれを無視して着替えを済ました。顔洗ったり寝癖を直したかったのだが異世界の習慣が不明だったのでそのままレオン邸に戻ることにした。
「おはよう、レオン、マリーさん。」
「「おはようございます。」」
帰ってくると2人は起きて朝食の準備と身だしなみを整えている最中だった。
「顔を洗いたいがどうしたらいいんだ?」
「シミズさん生活魔法使えないんですか?」
(なんだその魔法?女神はなにも言ってなかったぞ?)
「使えないな。その生活魔法とやらはみんな使えるのか?」
「はい。基本的には成人する15歳になるまでには使えるようになってますね。水は僕が出してあげます。」
そういうとレオンは桶にどこからか出した水をためて俺に渡した。
(そりゃ水道が無いはずだわ。マリーもよくみると火を出して料理をしているみたいだしそんな魔法があるのなら設備の発展が壊滅的なのは納得だな。)
俺はもらった水で身だしなみを整えたあと2人と朝食を済ました。
「それじゃギルドに行きますか。」
「あぁ。」
「2人ともいってらっしゃ~い。」
俺とレオンはギルドに向かった。道中レオンから聞いた話しではギルドは街の真ん中にあり、とても大きいのですぐ分かるらしい。ちなみにレオン邸は商人ということもあり出入りしやすい正面の南側居住区で暮らしている。北側は王族等の裕福層居住区、東と西は一般区域らしい。レオンは裕福というわけではなかったみたいだ。
か
「裕福なら魔獣の森近くまで食い扶持探しに行きませんよ!」
(あの森、人間はほとんどいない危険区域だったなスイミーとオーク以外見てないから忘れてたわ。)
「ギルドについたら僕は商業課に行きますけどシミズさんは受付で相談してください。たぶん職業斡旋課に通されると思います。」
(ハローワークか?)
ギルドには街のほとんどの機能が集中しているらしい。
さっきでた2つに住民課や警察課、消防課いろんなものがあるらしい。中にはダンジョン関係の冒険課や一般人から冒険者の治療をすり病院課までギルドにあるとのこと。
(まあ同じところにあれば便利ではあるな。市役所警察消防病院ハロワーク商業施設?むちゃくちゃじゃねーか!)
そんなこんなでギルドに到着した。
「デカすぎんだろ…」
俺は目の前の超平屋建て施設を見てため息をついた。




