第14話
「シミズさーん、レオーン、ご飯できましたよー」
マリーの声がする。レオンと話してる間に夜になってたようだ。
「…それでシミズさんと相棒のスイミーさんに魔獣を倒してもらって無事に帰ってこれたんだよ。」
ご飯を食べながらレオンが昼のことをマリーに説明している。
「魔獣はめったに平地まで来ないはずなのに不思議ね。助かってよかったわ。」
(リア充も結婚までいくと嫉妬すら出ないな。いやレオンビンタしたんだったわ。羨ましい。)
「それでシミズさんは王都でなにするんですか?」
ご飯も食べ終わりレオンに質問された。
「とりあえず生活基盤を作りたいからなにか仕事を探すかな。」
「それならギルドに行くといいと思います。明日僕も果物を持って行くのでいっしょに行きますよ?」
「なら頼むかな。何時に行くんだ?」
「午前中には行きたいですね。早すぎても混んでるのでまあ行くときはシミズさんに声かけますよ。」
「分かった。今日はもう部屋で寝るよ。明日は頼むな。マリーさんご飯ごちそうさま。」
そう言って俺は部屋に戻った。
とりあえずスイミーに明日のことを伝えることにした。
「スイミー、明日はギルドに行くことになった。おまえどうする?」
「我は家でゴロゴロしてるのじゃ。」
「そうか、じゃ俺はレオンの家で寝るからおやすみ。」
「おやすみなのじゃ。」
(さて、この家レオン邸はおそらく裕福層に入るのだろう。構造は他の家と同じだが空き部屋があるぐらいには余裕がある。なによりレオンは王都商人だ。こいつで貧乏なら他は壊滅的だろう。)
俺はレオン邸をまとめてみた。
・平屋建てコンクリート?構造(鉄筋が入ってるかは不明)
・床、壁、天井 コンクリート?仕上げ
・目に見える断熱材は無し
・建具は窓なし、部屋のドアは木製開きドア
・キッチン、風呂、電気、水道は無し
・トイレはいわゆるボットン便所
(うーん、馬車が存在してるからもう少し期待していたんだが文明レベル低すぎないか?いや馬車の文明はそんなには古くないはずだから家自体に無頓着なのか?)
「分からん。もう明日に備えて寝よ。」
異世界生活3日目終了




