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第11話

「ふあぁぁーよく寝た。」

俺はいつも通り5時に起きる。

あいつどこ行ったんだ?


スイミーはドアの前で寝ていた。ブラックサ⚪ダーの袋を散らかして。

(おまえもう食ったのか…)

志水はそれを放置して昨日使えるように組み立てたユニットバスで顔を洗うことにした。


(この電気と水道はどうやって使えてるのかわからんが助かるわー。)


風呂から出て朝食も済ましたおれは外に出ることにした。

「おーいスイミー起きろー。」

「うぅん…なんじゃもう行くのか?」

「なんじゃじゃねーよ。もう全部食いやがって、はよ行くぞ。」

「分かったのじゃ…」


外に出た俺たちは今日の目標を決めた。

「今日はガチで進むぞ。ゆとりの俺には森は飽きた。」

「なんじゃ辛抱が足りんやつめ。我なんてずっと森住まいじゃぞ。」

「可哀想に…俺が幸せにしてやるからな?」

「そういうのは人間の女に言うのじゃ。我はブラックサ⚪ダーがあれば幸せなのじゃ。」

(振られた?ブラックサ⚪ダーも俺のスキルなんだが?)

「うっ…シクシク」

「そういや我がいればこんな森1日もかからずぶち抜けるのじゃ。」

「なに?先に言えよ!なら今日中に街まで行くぞ!」

「分かったのじゃ。スライムに戻るから上に乗せてやるのじゃ。」

(ああそうゆう感じ?まあしゃーない乗せてもらうか。)

「頼むぜ相棒!」

「任せるのじゃ!」


俺は風を駆けていた。こいつがどうやって移動しているのか?その巨体からどうやってその速度が出ているのか?あまり覚えていない。


「シミズ起きるのじゃ。森を抜けたのじゃ。」

「…んあ?おお!抜けたー!」

(今は昼の12時か。最低2日かかるとはなんだったのか…とりあえず周囲の確認をするか。)


(西は遠くなったのか見えなくなっちゃったな。北の建物ははっきり見えるようになったな。なんか壁に囲まれてるけど魔獣対策か?)

「よしスイミー!そのまま北に向かうぞ。ある程度まで行ったら怪しまれないように歩いて行くからな!ゆっくり行くんだぞ?」

「分かったのじゃ!」

   

「なあスイミー、あの馬車オオカミに襲われてない?」

「あれは魔獣なのじゃ。行商人かなにかの馬車かのう?たぶん食料かなにかが積んであるんじゃろ。」

(ここで助けないと同じ方角だし街に着いたあとに追及されそうだな。)

「スイミーあれ倒せるか?」

「瞬殺なのじゃ。」

「じゃあ助けに行きますかね。」

俺は仕方なく馬車に向かうことにした

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