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とりとめのないこと 抜粋  作者: 汪海妹
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攻守について思ふ












   攻守について思ふ

   2022.03.07













3/1 新規感染者 23 累計−治癒 183

3/2 新規感染者 25 累計−治癒 208(4)

3/3 新規感染者 23 累計−治癒 231(2)

3/4 新規感染者 22 累計ー治癒 253(0)

3/5 新規感染者 21 累計ー治癒 274(2)

3/6 新規感染者 17 累計−治癒 291(1)

3/7 新規感染者 19 累計−治癒 310(2)



ずっと安全だった深圳も、香港でのオミクロンの大流行ありーの、そっからの密入国ありーの、で、隔離の嵐を迎えてます。

せっかくだから、この様子を観察しようと真面目にスマホに送られてくるニュースから数字を拾う日々であります。


私の住んでいる区での陽性になった人がかっこの中の数字です。

一時は私たちも隔離されるかなぁと緊張してましたが、私の区での新規感染者は少なく爆発しなかったので、うちの区は隔離区が解放されだしました。私の同僚君も今日から出勤しております。


市全体の数字もすこーし落ちてきた。

ただなぁ、各地に散らばってるんですよ。A区、B区、C区(私の区)、その他。

このその他はあちこちなんです。これ、危ないよね。

こっからまた新しい拡散が始まるかもなのだよ。


デルタはきっちりしっかり封じ込めたけど、オミクロンは封じ込めきれないんじゃないかなぁ。

こんなこと、見えるとこに書けないからね。ははは。だから、ブログには上げないんです。最近。

ここ、好きなこと言ったり書いたりしたらどうなるかわかんないのだよ。冗談ではない。


中国にずっといて、封じ込め、いわばコロナに対して守りに入ってたのかな?で、ずっとうまくいってて怖い思いしたことなかった。

だから、With Cというのはいまいちピンと来なかったんですよね。ここはanti Cだからさ。

だけど、今回、封じ込めがうまくいかず、隔離の連発で市民大混乱。市のお金も湯水のように使ってるし。


封じ込めだけではあかんよなと今更思う。

しかし、この前までとりあえず深圳は安全だったので、コロナについて一生懸命ニュースを見たり、真面目に考えたりしてなかったのよね。


そして、週末のとある日、父から電話がかかってくる。


「ワクチン、3回目打ってきたー」


報告を受けました。その後、こちらの様子を聞かれて、隔離間際で大変なんだよーと教える。情報交換をします。

ワクチンを打ってる人は、重症化してない。デルタは肺炎になる人が多かったけど、オミクロンは肺炎にはならない。ただ、基礎疾患がある人はそれが悪化してしまうことがある。総じて徐々に致死率は落ちてきているけど、それでもまだ追いついていないのかなという印象。

With Cはどちらかというと、医療による攻めなのだなと思う。

鉄壁の守りも効かないもの。攻めに目覚めないと、中国も危ないな。


攻守同時に重要だなと思いました。


中国のワクチンの接種率は高かったんですよね。少なくとも深圳は。うちの会社の子は基本的に1回は100%受けてるはず。日本人以外。2回目も7から8割受けてます。それが操業を継続する条件だからね。このワクチンが効果があるかどうかはわからないんですよ。

理由は簡単で、封じ込めしてるから、罹ってる人が少ないんだよ。最近かかっている人がワクチンを打ってた人なのかどうかもわかりません。

だけど、うちのおばあちゃんだってワクチン接種してるし、打ってると思うんだよね。その結果がどうなのかについて報道されてるのかなぁ。


聞かないわ。(聞いてはいけないことなんだと思うよ)


個人情報の問題はおいておいて、ITの強い深圳らしく行動履歴を把握して、政府主導の機動力でローラー作戦のようにPCR検査し、戦時のように隔離してコントロール。これはこれですごいと思うんだけどな。


ワクチンと治療法がもう少し確立するまでは、やっぱり封じ込めも必要だと思うんですよね。

致死率が低いといっても感染力がインフルエンザの比ではないうちはね。


まとまりのないままに。

早く日本に帰りたいね。

何度言ったかな?このセリフ。


汪海妹




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