マクドナルドはすごい 続き
マクドナルドはすごい 続き
2024.01.15
マクドナルドが値上げしたら、モスかバーキンに行く
ヤフコメでこんなコメントが上がっておりました。このコメントを思いつつ、マックの経営戦略を想像してみる。
マクドナルドを食べようとするお客様って
①マクドナルドを食べたくてマックに行く
②食事をパッと手軽に済ませたくてマックに行く(勤務先、通学先)
③食事をパッと手軽に済ませたくてマックに行く(出先)
この二つに分かれると思うのです。①の場合は商品に魅力がないと負けるパターン。
②の場合はいつも通勤通学してる場所だから、会社や学校の近くのどこに何があるか知ってる。
お昼になりました。まず、学食・社食・蕎麦屋・定食屋・喫茶店・洋食屋・ファーストフード、コンビニ。
様々な選択肢の中での戦いがある。ここでファーストフードのハンバーガーが勝ち抜いた後の第二ラウンドがモスかマックかバーキンです。
毎日のお昼を食べるときに、いつも必ず費用対効果、味と値段で選んでます?
時間もあると思うんですよ。昼はね。距離。
学生なんかは授業が終わって時間が余ってたら、味と値段もあると思うけど……。
どこで食べるか決める時は味と値段だけでなく、距離がある。ファーストフードを選ぶ理由は値段と時間です。
出店数の勝利というのは大きいのではないかなと。
また、出先でどこに何があるのかわからなくてお昼を済ませたい時、スマホのアプリで検索する前にマックの看板が目に入る確率の方が高いのではないだろうか。なんでもよければ調べて歩いたりする時間を惜しんでそのままマックへ向かう。ここで絶対にモスかバーキンだと思って調べて歩くだろうか?
絶対にコスパが良くて美味しいものを食べると365日✖️3回人は思ってなくて、なんでもいいから腹に入れようと思って飯食ってる回数の方が多い。
あ、お昼だ。早めに済ませて次の予定へ進みたい。そう思ってパッと顔を上げた時に、そこにバーキンの看板かモスの看板が目に入る。それでやっと同じラウンドに立てるのである。その時初めて
「あ、マックは値上げしたからバーキン行こう」
ヤフコメの怨嗟の声と同じ結果が出る。しかし、バーキンがマックに対抗するエリアで同時出店している割合は何%でしょうか。
勝負できるエリアに出店していない場合、マックの一人勝ちである。
それでは、バーキンやモスはどうやって太刀打ちしたらいいのだろう?
安易に出店数を増やすのもお勧めできない。
未開の地に入って行ってマックが旗を立てている場所に二番手として攻め込んでゆくのであるからこれは一番手の得た報酬は得られないのである。ピラニア同士が食い合うようなもんだ。
日本経済のためにはみんなで仲良く値上げをした方がいいのだが、値上げをせずにゆくのであればやはり差別化であろう。
マックがガンガンバリバリ、出店数の多さで絡め取ってくるのなら、そこに乗っては食い潰されると思うがよろし。
まず初手はマックに行っては得られないものを次から次へと繰り出し、出店しているエリアでのマックで育ちマックに洗脳された皆様に、新しいハンバーガーの味を染みつけるのである。
「ハッピーセットってなんだったっけ?」
これはもうハンバーガー新世紀である。未来の子供達はバーガーといえばキングしか思い浮かべない。
「やだ、このハンバーガー炭焼き感がないっ」
「炭焼き感がないのはハンバーガーじゃないよね」
そして、マック世代の親を旧人類として見下す子供達。
こんな野望を胸に、バーキンの会社の中には極秘資料として、マックの店舗数をジリジリと削っていくマル秘プロジェクトがあるかもしれないぞ。30年計画だっ!
やれやれ。
それにしてもですよ。二度目の強気の値上げをして、これでも増収増益できるのかね?
時間がある時にマクドナルドの収支決算書をのぞいてみますかね?勉強のために。
無類のジャンクフード好きだが、胆石を患って以来油物を食べると胆石のあったあたりが痛み、
最近はマックとかケンタとか控えております。バーキンもな。
水分補給が少ないのも、胆石を患う原因かも。とほほ
汪海妹でした。




