インスタントな才能が欲しい
絵を見ていると、ふと絵を描きたくなる。
音楽を聴いてると、ふと楽器を弾きたくなる。
小説を読んでいると、ふと小説を書きたくなる。
でも、思っていたようなものは作れなくて、
理想と現実に打ちのめされる。
別にプロになれるほどの上手さはいらない。
他の人に自慢できるくらいの上手さが欲しい。
でも、上達の為の努力は楽しめないし、
続ける事に対しても興味がない。
ふと、思ったときに自分を表現できればいいのだ。
そして、それを他人に評価して欲しいだけなのだ。
お腹が減ったらとりあえずインスタント食品を食べるように。
何かを作成したいときにだけ得られる、
インスタントな才能が欲しい。