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2話「部長!」

そんな「そこそこになんでもこなす」自分にも熱中することがある。

音楽だ。

部活で楽器を吹いてるときだけは素の自分の気がする。


春。新入生が入ってくる。何としてでも部員を稼がねば。吹奏楽部の必要な業務の1つだ。これからの活動に直結するのでこれだけは「そこそこ」ではなく「本気で」やらねばならぬ。


「部長!今年は何人はいるかな?」

「まあ、10人は入れないとまともにやれないな。20人いると助かるけど…」

明日からの仮入部に備えて各々準備をする。パートリーダーは体験のために楽器のメンテをしたり、幹部組はタイムテーブルや計画をまとめる。


「広瀬先輩がいれば、先輩目当てで5人は入りますね。」

パート練習の合間に後輩が言う。ここ最近この話ばっかだ。実際問題、あり得ない話でもない。そこそこに僕はモテる。容姿端麗、成績優秀。男子の顔面偏差値が高いわけでもない吹奏楽部では、貴重なイケメンだ。

トランペットの唾を抜き、荷物を片付け、ミーティング。

音楽は好きだが部活運営は好きじゃない。いつも通りにミーティングをこなす。

「明日から仮入部が始まります。今年の目標は15人。みんなで頑張って仲間を増やしましょう」

「はい!」




次の日。今日の僕は「そこそこ」じゃない。

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