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8話  準備の段階から戦いは始まっていると言っても過言ではない

「これって、メディスンの毒だよね?」


 シュトームは、岩で作られた地下牢に閉じ込められていた。床には足首が浸かる程度に液体が張られていて、座ることもできない。


 牢獄の中に椅子などはなく、当然のように優雅なベッドもなく、閉ざされた小さな鉄の扉しかない無機質な空間でやる事のないシュトームとオリーブは、仕方なくひんやりと湿った壁に凭れて立っているしかなかった。


 液体に浸かった足から魔力が抜けていくのにシュトームが気づいたのは、オリーブも目を覚まし、脱出する方法を相談していた頃だった。まさかとは思ったが、確実に魔力が吸い取られている。仲間の毒を敵が有効利用していることに苦笑しながら、シュトームは、薬草を捏ねているオリーブに問いかけたのだった。


「……そうみたいですね。火傷に効く薬草を作りたいんですけど、上手く魔力が使えなくて。困りましたわ」


 ジェリルの爆発魔法や火炎魔法からは、身に付けていた「身代わりの生花」が守ってくれたので、オリーブの怪我は思ったほど酷くなかった。軽度の火傷をおっただけで、吹き飛ばされた時に脳震盪を起こして気絶していたという。メディスンを爆発から守るのに、1つしか持っていなかった、どんな攻撃も受け付けない「断絶の球根」を使ってしまったらしい。


「魔力さえ戻れば、こんな牢屋なんかすぐに脱出できるのに。馬鹿メディスンのせいで、僕達は囚われのお姫様だ」


「シュトームはお姫様って感じじゃないですけどね」


「僕は、お姫様を助ける王子様のほうが良かったのに!」


「ねぇ、王子様。わたしを抱っこしてくれません?」


「……え? オリーブはお姫様だったの?」


「まあ、細かいことは気にしないで、とりあえずわたしを抱っこしてください」


 首を傾げながらも言われるがままに、シュトームはオリーブをお姫様抱っこした。


「ありがとう、シュトーム。ちょっとそのままでお願いね」


 そう言うと、オリーブはシュトームの腕の中で薬草を捏ね始めた。青く苦いにおいがシュトームの鼻腔まですぐに昇ってきた。


「……薬草を作るのに、僕が抱っこしている必要があるの?」


「あるわよ。もう少しだから……ほら完成!」


 オリーブは泥のようにぐちゃぐちゃになった薬草のクリームを、火傷した腕に塗っていった。


「良かったね! もう、降ろして良い?」


「もう疲れました?」


「いや、まだ余裕だよ」


「では、脱出する準備ができるまで、このままでお願いね」


「え? このままオリーブを抱っこしていれば脱出できるの? どうやって?」


「シュトームがわたしを抱っこしていれば、わたしは魔力を吸われることがないのがわかりました」


 オリーブは作ったばかりの火傷薬をシュトームの顔の前に持ってきた。僅かにだが薬からオリーブの魔力を感じる。


「そうか! 僕がこうしてオリーブを担いで、オリーブの魔力が回復すれば、この牢を壊して出ることができるんだね!」


「いいえ、わたしでは無理ですの。小枝の一本でもあれば可能かもしれませんけど、この地下牢ではわたしの力は十分に発揮できません」


「無理なんだ……じゃあ、どうするの?」


「シュトームが魔力を回復させて壊すのよ」


「なるほど! じゃあ、交代してよ。お姫様抱っこされるのなんて、緊張しちゃうなぁ~」


 シュトームがオリーブを降ろそうとするのを、オリーブは止めた。


「待って。わたしがシュトームを担いでいたら、魔力が吸われて空っぽになった無防備なわたしは感電してしまいます」


「……それは、その通りだね。じゃあ、どうするの? 僕が魔力を回復させないとここからは出られないんでしょ?」


「少し面倒ですけど、まずわたしの魔力を回復させます。一日もあれば必要なだけの魔力が回復すると思いますので」


「一日もオリーブを抱っこしているのか……さすがに疲れそうだなぁ~」


「疲れても大丈夫ですよ。わたしの魔力が回復したら、ハンモックを作って差し上げますから、ゆっくり休めますわ」


「……なるほど! ハンモックで休んで僕の魔力が戻ったら、脱出するんだね!」


 にこり、とオリーブは微笑んで頷いた。


「その通りです。二日後には、爽やかな空気が吸えますわ」


「とびきり優雅なハンモックをお願いね!」


 と、シュトームが快活な声を上げた、その五十メートル頭上では、王都の城に集まった十大勇者達が会議を開いていた。


「まあ、六人も集まれば、上出来か」


 最初の勇者セシルは、一同を見渡し、会議を始める、と宣言した。


 城の最上階にある大会議室には、六人の勇者達が長机を囲んで座っていた。全員がトリプルAの選ばれし勇者である。


「おい、なんでセシルが仕切っておるのだ? 勇者が集まった場合、その中で一番ランクが高い者が仕切るのが常識だろうが」


 口髭を生やした最大指揮官アンジョウが、二重顎を震わせた。


「ランクは皆がトリプルAなんだから、誰が仕切っても同じだろ?」


「いや」とアンジョウは、毛むくじゃらの手で机を叩いた。


「同じランクなら、強い者が仕切るべきだ!」


「ふむ」とアンジョウの隣に座っていた大男のビッグスが、厳つい眉を撫でた。椅子に凭れていた筋骨隆々の身体を起こし、一同を睨んだ。


「賛成だ。良い機会だから、誰が一番強いのか決めようじゃねえか」


「落ち着いてくれ、ビッグス。強いって言ってもだな、どうやって決めるんだ?」


 呆れたように手を払うセシルに、アンジョウが顎を上げた。


「戦えばいいじゃないか。簡単だ――」


 言下に、ビッグスが床を蹴った。机に飛び乗り、巨体に似合わぬ速さで、セシルに突進する。


「やめなさいっ!」


 最強の魔女ジュリルが杖を振ると、ビッグスの拳がセシルに届く寸前で、止まった。会議室の天井から吊り下がるシャンデリアの光を反射して、セシルとビッグスを隔てるように張られたバリアが七色に光った。


「邪魔するな、ジュリル!」ビッグスが吼える。


「そちらこそ会議の邪魔をしないでもらいたいな、ビッグス」セシルが顔をしかめた。


「……ねぇ、何でもいいけどさぁ、早く進めようよぉ。お腹空いたぁ」


 牛のように太った大食女のカシーリアが、脂肪で肥大した丸太のような腕を頭の後ろに持っていった。


「同感だ。そちらの戯れ事に付き合わされるのなら、帰らせていただきたい」


 最強の剣士と呼ばれるムサシは、瞼を閉じたまま、低く発した。着物という珍しい服を身に纏い、刀と呼ばれる刀身の片側にしか刃のない剣を武器としている。


「すぐに始めるから、カシーリアちゃんもムサシくんも帰らないでよ。ほら、ビッグスも席に戻って」


 セシルは、ビッグスに座るよう促した。だが、ビッグスは動こうとしなかった。


「まだセシルが仕切るのに納得してないんで。ほら、一戦やろうぜっ!」


「てかさぁ、強い順ならぁ、もう決まってんじゃんさぁ」


 カシーリアは真ん丸の顔をさらに膨れさせると、脂肪に包まれた身体のどこからか、王都新聞を取り出した。開いて、長机の中心に置く。


 そこには、十大勇者の格付けが載っていた。


 十位――最強の肉体を持つ男、ビッグス。


 九位――最狂の科学者、ジュンコ。


 八位――千人の勇者を束ねる最大指揮官、アンジョウ。


 七位――最強の胃袋を持つ女、カシーリア。


 六位――最強の右腕、クレア。


 五位――最強の魔女、ジュリル。


 四位――最強の剣士、ムサシ。


 三位――最初の勇者、セシル。


 二位――最速の勇者、ミリア。


 一位――最強の勇者、ルーカス。

 

「――今いる中だとぉ、セシルのオジサンが一番上なんだからぁ、最下位のビッグスはさっさと座りなよぉ。ねぇ、ところでぇ、食べ物はないのぉ?」


「おい、カシーリア。そんな格付けなんか、俺は認めてないんだよ!」


「でもぉ、これってぇ、王様が決めたんだよぉ」


「……えっ? 王が決めたのか? それを早く言えっ! この豚女っ!」


 ビッグスはそそくさと自分の席に戻った。


「豚って美味しいよねぇ。わたしぃ、だぁい好きなんだぁ。豚まん食べたいなぁ」


「……まあ、そういうことで、今回は俺が仕切らせてもらう。周知のとおりだが、二体の魔物を捕らえ、五日後の、もうすぐ四日後だが、正午に処刑することが決まった。場所はこの城の中庭だ」


 セシルを抜いた五人のトリプルA勇者達は、黙って話に集中していた。


「そこで、皆には処刑の警護をお願いしたい。ジュリル、頼む」


 セシルの声に応えたジュリルが杖を回すと、長机の上に王都の立体映像が現れた。世界一の大都市だけあり、王都は広大な面積を有している。主に住宅地区だが、南には港があり、西には農地が広がっている。


 王都の立体映像は城を中心にゆっくりと回転しながら、セシルの説明に合わせて拡大されたり、色が変わったりした。


「――と、皆の配置については以上だ。何か質問はあるか?」


 アンジョウが手を挙げた。


「そもそもじゃが、捕らえた二体を何故さっさと殺さないのだ。二体とも弱っておるのだろ? 王都の住民を避難させたり、十大勇者のワシ達で警護するほどの必要性を感じないのだがな」


「それは、魔王軍を誘き寄せて、全滅させるためだ」


「全滅ときたか。随分と大きく出たな。……実際に、可能なのか? 魔王を含めて、敵はまだ十体もおるんじゃぞ。勝算は?」


 アンジョウの試すような目を見ながら、セシルは肩を竦めた。


「勝算が無ければ、やらないさ」


「六対十でも勝てると?」


「いや」とセシルは首を横に振った。


「四十対四、だ」


「はぁ?」一同から疑問の声が漏れた。


 ビッグスが呆れたように吐き捨てた。


「おいおい、セシルのオッサンよー、数も数えられなくなっちまったのか? どこから四十なんて数字が出てきて、どうして魔物が四体に減っちゃうんだ? ボケてんのか?」


「ははは、普通の人よりは長く生きているが、まだボケちゃいない。まず、ここにいる俺達で一人一体を相手してもらう。全員が勝てるわけじゃないが、とりあえず六体の魔物を足留めすることができるだろう。それで、残りは四体だ」


「四十はぁ?」


 カシーリアが間延びした声を出した。


「四十っていうのは、シングルAとダブルAの勇者の数だ。彼ら総出で、四体を相手してもらう」


「Aランクだけじゃなく、シングルDまで入れて総出で相手をすれば七千人になるわよ。多勢で責めたほうが、勝率が上がるんじゃないの?」


 ジュリルは杖の先から、小指サイズの透明な人形を長机の上に出した。四体の魔物人形と対峙する四十体の勇者人形。さらに杖を回すと、勇者人形の数が瞬く間に増えていき、机上を溢れんばかりに埋め尽くした。


「確かに、数の利は大きい」セシルは大きく頷いたが、「だが」と続けた。


「統率された動きを訓練していない勇者達が集まったところで、大した戦力にはならない。それよりも、混乱が起きて情報伝達が滞るほうが危険なんだ」


 ムフー、とアンジョウが太い鼻息を吐いた。


「では、Bランク以下は住民達と一緒に避難させるのか? 魔王軍との決戦を前に、九割以上の勇者を避難させたとあっては、税金を納めている住民が黙ってはおらんぞ」


「命懸けの戦いの前に政治の話なんかしたくないが、それについては問題ない。勇者は誰一人、避難させないからな」


「戦わせないのに、避難もさせない、だと? 殺されるのをじっと待っていろ、ということか?」


「いや、見殺しにするわけじゃない。Bランク以下の勇者には、探知機になってもらう。広い王都の各所に配置して、魔物を発見しだい狼煙を上げてもらうんだ。詳しく話すと、中央の城に近づくほど戦闘は激しくなるだろうから、簡単に殺されたり逃げ出したりしないよう城の方から強い順にBランク、Cランクと配置して、最も数の多いDランクには膨大な距離のある王都の周辺を見張ってもらう。さらに狼煙の色で魔物達を区別すれば、こちらに有利な戦闘に持ち込める」


「……なるほど、考えたな」


 ビッグスが感心したように腕を組んだ。


「……それでも、脆弱な下位勇者は、命を落とす可能性が高いのでは?」


 ジュリルが囁いた。


「それは――」と言いかけたセシルの言葉を横取りして、アンジョウが答えた。


「それは、仕様がないことだ。勇者なのだから、命を懸けて任務を全うするのが当たり前だ。勇者になったということは、命を捨てる覚悟がある、ということではないか」


「と、そういうことだ。見殺しや無駄死にさせるわけじゃない」


「それもそうよね。勇者なのに弱いのも罪なのよ」


 ジュリルを含め、一同が納得したのを認めて、セシルはさらに話を続けた。


「これまで確認できた魔物の特性について確認しよう。誰がどの魔物と戦闘するかは、かなり戦局に影響するからな。まずは魔王のボーデンだが、奴は岩を操る。石畳の多い住宅地で倒すのは至難だ」


 ジュリルが続いた。


「炎のシャルールンと鉄のマルモアは、要注意よ。好戦的で攻撃力も高いわ。地形に力を左右されないし、強いわね。けど、知性がないから罠にかければ問題ないわ」


 カシーリアが頬を緩ませる。


「腕が六本あるティーアは、便利よねぇ。動物を操れるなんてぇ、牛も豚も馬も羊も熊も、食べ放題だわぁ。六本の腕も食べ応えがありそう」


 涎を垂らすカシーリアを睨んで、ムサシが言う。


「魔力を支配するシャルムは、拙者が相手をしよう。魔法が使えない拙者だけが、全力で相手ができるだろう」


 セシルが引き継いだ。


「能力がわからないノーライト、リキッド、ルフト、メディスンだが、この四体に四十人のAランク勇者をぶつけよう。少しでも能力が判明すれば、その都度対応するんだ。ああ、そうだ。あとは、一番厄介なビブラシオンだな。奴は、正直一人で相手をしては勝てな――」


 セシルが言い終わる直前、会議室の窓が割れた。十大勇者達は、一瞬で戦闘体勢に入る。


 窓枠の上には、短髪で引き締まった身体の青年が、仁王立ちで立っていた。


「あらぁ、イイ男! 美味しそうねぇ」


 ギラリ、とカシーリアが目を輝かせた。


「やあ、前回のお返しかい? ビブラシオン」


 セシルは、ビブラシオンに剣を向け、片方の口角を上げた。


「前回の? ごめん、俺は城にいなかったんでちょっとわからないや」


 ビブラシオンは、眉を顰めて困ったような顔で頭を掻いた。


「……まあ、いい。単体で乗り込んで来るとは、感心するよ。丁度、君の話をしていたところだ。厄介事が最初に片付きそうで――」


「俺の話? いやぁ~、嬉しいなぁ~。俺って格好良くてスマートで、やんちゃだけど紳士なところもあるから、どこでも話題にされちゃうんだよねぇ~」


 ビブラシオンは、照れたようなニヤニヤした顔で饒舌に話していたが、ふと表情を引き締め、言い放った。


「何より、俺って強いし!」


 ビブラシオンが魔力を高めた。と同時に、ビッグス、ムサシ、セシルが一斉に迫った。


 ムサシの居合い斬りがビブラシオンの腰を捉える。甲高い衝突音がして、火花が飛んだ。ムサシの刀が弾かれる。


 続けざまに、ビッグスの鋼鉄に変化させた拳が、ビブラシオンの頭部を殴打する。金属の悲鳴のような高音がして、ビッグスの拳にひびが走った。


 ビブラシオンは、仁王立ちしているだけである。二人の勇者は、弾かれたように距離を取った。


「こいつに直接的な攻撃は駄目だっ! 破壊されるぞっ!」


 シャンデリアのように天井に吊り下がったセシルが、ビブラシオンの頭上で叫ぶ。セシルは、腰に付いていた鎖を取ると、手から離した。


 ジャラ、と小さな音を立てて鎖が落下していく。ジュリルが杖を振ると杖先から光が走り、ミミズから大蛇に化けたかのように、変哲もない鎖が突如として巨大化した。


「鎖を大きくして潰そうとしても、無駄だよ」


 ビブラシオンは片手を上げて、落下してくる巨大な鎖に触れた。その瞬間、耳を劈くような高い音を伴って鎖が砕け散った。


 鎖が鉄の小雨と化したとき、呪文を唱え終えたジュリルが雷系上位魔法の「サンダードラゴン」を放った。


 雷のドラゴンは、飛散した鉄粒を流れ、ビブラシオンに巻き付いた。放電の、バリバリと空気を裂くような音が城中に響く。


 サンダードラゴンの光が消え、立ち上った煙が割れた窓から流れていく。


 十大勇者達が見つめるなか、焦げた絨毯の上、ビブラシオンは当然のように無傷で立っていた。


「君たちも、無駄な努力を頑張るねぇ~」


 ビブラシオンがヘラヘラと笑う。スッと片手を勇者達に向けた。セシル達が構えるよりも早く、会議室を強烈な、振動、が襲った。


 ⅩⅡの数字を持つビブラシオンは、振動を司る。


 物質を震わせるだけでなく、音、光、超音波、電磁波などの振動も操ることができる。


 超高周波数の振動なら、巨大化した鎖を粉砕したように、鉄などの無機物を容易く砕くことができる。水分を含む物質なら、電子レンジに入れた卵が爆発するように、沸騰し膨張した水分で内部から破壊することができた。


 室内の空気を細かく激しく振動させ、会議室にいる勇者達の動きを封じた。


「さて、俺の友達はどこにいるのかな? シュトームとオリーブを還してもら――」


「さっきから、うるさいわよっ!」


 突如として少女が現れた。ビブラシオンの振動で十大勇者達でさえ動けないほどの空気抵抗のなかを、猛スピードで走っていく。


「うわっ! まお――」


 驚愕し何かを叫んだビブラシオンに構うことなく、少女はビブラシオンを空の彼方へと蹴り飛ばした。

 

 そのまま、青い髪の少女も窓から姿を消した。

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