機造神風獣計画
仁「僕を君たちの仲間にしてほしいんだ。
そして政府の人たちを倒してほしいんだ。」
レマ「なぁんだそんなこと?全然OKよ♪」
悠二「待て待て待て‼︎私情も知れない奴の頼みを簡単に承諾すんなよ‼︎」
レマ「いやいや、私情は知れてるじゃない。同じ強覚者の1人で、一緒に戦ってくれる。しかも政府の息子だなんて願ったり叶ったりじゃない。」
悠二「そうだとしてもよこいつ政府の差し金かもだぜ?スパイかもだぜ?」
䨩「もし本当にスパイだったとしたらこんなド直球に仲間にしてくれ、なんて言えるか。本当に困ってるから俺たちのとこに来たんだろ?」
レマ「たとえスパイでも私たちから引き出せるような情報なんて、これっぽっちもないしねww」
仁「うん、そうなんだ。これは君たちにも、いや、この地球、この存在にかかっているんだ。」
悠二「ずいぶんとスケールが大きいなww」
仁「ある日、政府の人が古文書らしきものを見つけたんだけど、その内容がね、
『コノ宇宙、ヒトツノ存在。アノ宇宙、ヒトツノ存在。平行世界ニ存在、フタツ無。ヒトツノ存在、我ラノマエニ現レシトキ、革命ノ風、キタル』
と、書いてあったんだ。」
悠二「えっとぉ〜…くそっ‼︎全くわからん。」
䨩「要するにこことまた違った存在がありいつか一つになる時がくるってことか。」
レマ「革命の風は多分神風獣のことね。」
悠二「なんでお前らわかるんだよ…」
仁「推測らしいんだけどもう一つの存在の支配者が『超新星』のパターンなんだ。」
悠二「じ、じゃあ普通の俺たちじゃ、歯も立たないじゃねぇか…」
仁「だけどお父さんは、強覚者約1億人と超新星の強は互角じゃないのかと考えた。」
䨩「そんな訳、あるはずないじゃないか‼︎」
仁「よく考えてみて。超新星が生まれる確率は、1億分の1。つまり超新星1人に対して、1億人の強がある、と言うことになりかねないんだ。」
レマ「なるほど。確かにその通りかも知れないわね。でも一億もの神風獣をどうやって集めるの?」
仁「お父さんは、集めるなんてことはしていない。直入に言うと作ってるんだ。」
悠二「生き物を、作る…」
䨩「つまり、複製てことかっ⁉︎」
仁「そうなんだ…お父さんは複製をして強制的に契約をさせ、人造、いや『機造強覚者』を作成しているんだ。その計画の名は…
『機造神風獣計画』
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