幻衝波
「我に眠りし強よ。」
「封印のもと、中心で解き放ち、」
「我に大いなる力を授けよ。」
『神強開錠‼‼』
そう叫ぶと、悠二と神風獣は光に包まれていた。
???「よく契約してくれた。僕の能力は
『幻衝波』。
幻覚の左は、どんな魔法も無効にする。
そして鉛の右は、吹き飛ばし塵にする。
さぁ解き放て。新しい強を。」
光が消えると、そこには変身し強がみなぎった悠二の姿がいた。
ジョバル「あなたはいったい何者ですか⁉︎」
悠二「俺の名は赤咎 悠二。幻衝波の強を手に入れた強覚者だ‼」
ジョバル「ちっ…まぁ何人いようと変わらない。
私の霧で怯えるがいい‼」
また周りは深い霧に覆われた。
䨩「くそ。また同じ攻撃か…」
悠二「ま、ここは俺に任せろって。」
悠二は右手を勢いよく突き出した。
すると右手から衝撃波が繰り出され、霧は一瞬にして消えた。
ジョバル「なんだと⁉︎あの霧を吹き飛ばすとは。
あなたなかなか面白いじゃないですか。これでもくらってて下さいよ‼︎」
ジョバルの後ろには葉で覆われた竜巻が出来ていて、こちらに向かってきた。
しかし、悠二は向かってきた台風の方へ走りだし、左手を勢いよく横へ振った。
すると竜巻は一瞬にして無力化され弾き飛ばされた。
悠二「これで終わりだっ‼」
悠二はジョバルを衝撃波を纏った拳で思いきり殴り飛ばした。
ジョバル「ぐはっ…この私が負けるだと。くそ。」
ジョバルは黒い煙と化し消えて行った。
悠二「ふぅ。これで一件落着だな。」
䨩「やったな、悠二‼めちゃ強かったじゃん。」
悠二「そんなことないって。こいつと契約したからだし。」
???「いやいや。悠二さんが運動神経よかったからさらに強くなったんですよ。」
悠二「そうか?て、そいやお前の名前を聞いてなかったな。」
???「僕の名はロビ・グラン。よろしくです。」
悠二「よし、ロンだな。よろしくな‼
あと、俺のことも、悠二でいいよ、相棒‼」
ロン「わかった。よろしく、悠二‼」
レマ「さて、新勢力も加わったことだし、この調子でガンバロー‼」
䨩・悠二「おぉー‼」
しかし次の日、予想だにしないことが起こった。
???「この学校に転校してきた。真刄 仁です。
親が大統領なので、首都であるこの市にやってきました。よろしくお願いします。」
そう。
彼は俺達が戦っている主将の息子だったのだ。
〜To Next Time〜