眠りし強
䨩「守る?俺は守るとかそういうのはな…」
???「今あなたにしか力は宿っていません。あれを守ることができるのはあなただけでなのです。」
䨩「うーん…そういわれてもな…」
悠二「そんなことよりさ、まずそのなんとかっていう力でこいつら倒さない?こっちものすっごくヤバイんだけど。。」
䨩「すまん。すっかり忘れてたww」
そう言いながら、振り向いた。
そのときだった。
動いた瞬間、相手に後ろをとられて、刀を構えられていた。
まさに不意打ち。即死レベルのド直球。
䨩はとっさに身構えたが、さすがによけれるはずがない。
しかし、今回は違った。なぜか痛くなかった。確かにバッサリ切られたはずだ。なぜ?
ふと前を見ると、凄まじい速さで大地が動いていた。いや、違う。自分が動いている?
䨩は、人間離れの跳躍力でいつの間にか横によけていたのだ。その体制のまま足をつき、一気に180°回転。そして、また人間離れの跳躍力で地面を踏み切り、いつの間にか相手の後ろをとっていた。さらに、右手による重い一撃。
鉄パイプでなぐってもびくともしない奴が、たかが一発のパンチで吹き飛んでいった。
さすがに相手も驚いたのか後ずさり、退散していった。
そして、少し経つとまた周りがゆがんで、元いた場所へと再構築された。
???「あなたたち、お疲れ様でした。」
䨩「おう。…て、そんなのんきなこと言ってる場合かよ⁉︎なんなんだよ一体⁉︎
なんか言ったら変なトコ連れてかれるし、政府の野郎めちゃくちゃ強えし、そんな奴を俺が素手で吹き飛んでくし、俺強えし、俺ヒーローだし、俺最強だし⁉︎⁉︎⁉︎」
雄二「䨩、自分のこと言い過ぎだぞ。おい。」
???「では、全てお話ししましょう。
自己紹介がまだでしたね。
私の名は、『レマ』。䨩の魂の一つです。」
〜To Next Time〜