オオカミ少女
今日もひたすら言葉をつむぐ
ばれないように嘘を重ねる
なんて無駄な行為だなんて自虐気味みに笑いながら
結局それをやめられない
喜んだふり
悲しんだふり
嫌ったふり
嫉妬したふり
好きなふり
嘘を重ねてまたつむぎ
嘘の防具で身体を覆う
そうしないとみてもらえないと知っているから
弱い私はいつのまにか私ですらなくなって
強い俺をつくった
本当の自分はどこなのか
そんなのとっくにわからずに
ただひたすら喋るこの口を止める術も持たない
そんな不安定は状態のまま
いつかくる破滅の日をまつばかり
こんにちは、こんばんは、姫歌です。
うそつき少女の悲痛な心の声です。
誰か周りにいたら気づいて救ってあげてください。
いつものごとく、批判等いただけるとうれしいです。
ではまた、綺麗な茜色がさすその日まで。