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オオカミ少女

作者: 姫歌

今日もひたすら言葉をつむぐ

ばれないように嘘を重ねる

なんて無駄な行為だなんて自虐気味みに笑いながら

結局それをやめられない


喜んだふり

悲しんだふり

嫌ったふり

嫉妬したふり

好きなふり


嘘を重ねてまたつむぎ

嘘の防具で身体を覆う

そうしないとみてもらえないと知っているから


弱い私はいつのまにか私ですらなくなって

強い俺をつくった


本当の自分はどこなのか

そんなのとっくにわからずに

ただひたすら喋るこの口を止める術も持たない

そんな不安定は状態のまま

いつかくる破滅の日をまつばかり

こんにちは、こんばんは、姫歌です。


うそつき少女の悲痛な心の声です。

誰か周りにいたら気づいて救ってあげてください。


いつものごとく、批判等いただけるとうれしいです。


ではまた、綺麗な茜色がさすその日まで。

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― 新着の感想 ―
[一言] この少女は自分で自分を追い詰めて 誰にも助けを求めないまま自滅しちゃうんでしょうね 悲しいけど いいお話でした
2014/03/19 04:03 退会済み
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