表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白銀の鎧と黄金の剣  作者: あかつきいろ
~異世界 龍殺し編~
70/137

支部にて

 俺は今フェンリルの東京支部に久しぶりに来ている訳なんだが。


「おいおい、無視すんなよ。俺達の仲だろ?」

「どうして貴様のような、馬鹿がここにいるんだ?」

「ちょ、おま、馬鹿とはなんだ!馬鹿とは!」


「お前を馬鹿と言わずに何と形容するんだ?アスラ」


 そう、この間白竜様と俺に向かって喧嘩を売っていたあの馬鹿だ。なんかこの間会った時は知的な感じを気取ってはいたものの、その本質はただの戦闘マニアの馬鹿だ。


「それで?お前は俺に何の用だ?俺はこれから依頼を受けに行くんだが」

「それに俺も混ぜてくれないか?」

「黙ってろ。そんなに野垂れ死にたいなら、俺が今すぐ殺してやるぞ。安心しろ。お前の魂ぐらいは輪廻の輪に戻してやるから。ま、戦闘馬鹿から戦闘を抜けばただの馬鹿になるだけだけどな」

「こいつは……!」


「その辺にしてもらえないかしら?」


「……そうだな。悪かった」

「すまん。って、おい!待てよ!」


 俺はアスラを置いていき、とある機械の前に立ちカードを通した。それは俺がフェンリルに所属する上で、必要な身分証明書のような物だ。

 どうやら「滅び」を経験したことで、ギルドランクがSSランクにまで上がっていた。それに称号に『黄金の騎士王』という称号が付いていた。ちなみに全部紹介するとこんな感じだ。


名前:乾 慎也 年齢20 性別:男 ギルドランク:SS

得意武器:拳闘・剣術・魔術

称号:白銀の神狼、黄金の騎士王、『滅び』を乗り越えた者、千葉流双剣術継承者


 とまあ、ざっとこんな感じだ。とはいえ、俺にとってはどうでもいいんだけどな。しかしこれで最高SSランクの依頼も解禁か。とはいえ、受けられるかどうかもあやしいが。


「……リーダーってつくづく思うけどすさまじいよね。ちょっと顔を合わせない間にこんなにランク上がってるし」

「それに『滅び』を経験してきたみたいだぞ。つくづくおかしいよな」

「口々に何をいっとるんだ。お前らは」


 俺の後ろには、俺のチームの一員である六道卓也と黒市月下が立っていた。久しぶりだなあ。

久しぶりの登場です。そろそろ出さないと忘れられそうな気がしたので(笑)。

それでは。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ