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白銀の鎧と黄金の剣  作者: あかつきいろ
~世界代表トーナメント戦~
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驚愕な一言

あの護衛任務から数日が過ぎ、俺はちょうど任務を終えて報告をしている時だった。花音ちゃんが端末に打ち込んでいた俺に話しかけてきた。電話を持って。何で電話なんか持ってんだ?


「あの、慎也さん。支部長からお電話ですが」

「ん~?はい、もしもし。ラーメン屋・楽軒ですがご注文は何でしょうか?」

「ラーメンと餃子二人前で。できるだけ早く頼むぞ」

「はい、かしこまりました―――――じゃねえよ!何ボケに乗ってきてんだよ、ツッコミいれるかしないならスルーしろよ!つい乗っちまったろうが!」

「お前さん結構無茶なこといっとるぞ?」

「いいんだよ、俺だから。それで?今度は何の用なんだ?」

「いいから支部長室に来い。お客さんもお待ちかねのようじゃしな」

「お客さん?また特務なのか?」

「まあ、その一環じゃな。早くこんと給料減らすぞ」

「ちょっとそれ職権乱よ――――切りやがった。しゃあない。行くとするか」


 俺は花音ちゃんに電話を返すと、端末の電源を落として支部長室に向かった。まさかこんな短期間で支部長室に二回も入ることになるとは。

 支部長室の前にたどりつき、俺は二回ノックをして声をかけた。これはこの間と同じ。でもここからが違った。


「乾です。入室してもよろしいですか?」

「どうぞ。入ってきてください」


 中から聞こえてきた声は真由美さんだった。あれ?また護衛の仕事?そんなわけないよな。あれ?何だろ?そんな風に疑問で頭をいっぱいにしながら、俺は支部長室に入室した。


「お久しぶりですね。お元気でしたか?」

「数日ではそう変わりはしませんよ。真由美さんこそ今回はどういった御用で?」

「少しお話がありまして。どうぞ席にお掛け下さい」

「あ、これはどうも。……それでお話とは?」

「えーと、その……」


 真由美さんが喋りにくそうにしているな。いったいどんな話なんだ?しばらく待っていると、真由美さんは意を決したかのような表情になって驚愕なセリフを放り出した。


「乾さん。私と婚約してくれませんか?」


 ナニヲイッテイルンダロウコノヒトハ?

昨日は諸事情により更新できませんでした。すいません!その代り今日は二つ更新するつもりです。よろしく!

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