そんなお話し
公園の桜
朝と夕方で
美しさが
まったく違って
朝は
ただくすんで見えた
綺麗だとは
とても思えなかった
桜って
こんな花だったっけ
通り過ぎながら
なのに
帰り道は
もう薄暗くもなっていたのに
風に揺れるその花が
とても綺麗に見えて
心が潤って
大袈裟でなく
涙が浮かんで
景色が滲んで
多分だけど
桜は
何も変わっていない
変わっていたのは
僕の心
朝の重たいまま
目的地へと
向かう道中と
どうにか一日無事に
終えられた帰り道とでは
僕の精神状態は
きっと雲泥の差
なのだと思う
ってことは
ってことは
くすんで見えている
この世界も
自分の状態次第で
見え方が変わる景色が
少なからず存在していると
今更ながらに
一つ
学びになって
なによりも
桜が綺麗だと
思えた自分に
少し安心しました
そんなお話し




