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【書籍化決定】 ダンジョンのお掃除屋さん〜うちのスライムが無双しすぎ!?いや、ゴミを食べてるだけなんですけど?〜  作者: 藤村
第8章 最中と三竦みの策謀編②

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第76話 みんなで大掃除!①

 私はライムスを連れて、近くの川沿いや公園をお散歩した。

 天気が良くて気候も温かいものだから、ライムスは嬉しそうにニコニコしていていたよ。


 お散歩が終わった後は、昨日潜ったダンジョンのホール前までやって来た。少し早く着いたけど、その時間はベンチに座って日向ぼっこをすることにした。


「ライムス、お日様が気持ち良いね~」

『きゅゆ~~』


 真夏日だと熱苦しいけど、これくらいの天気だと本当に丁度良いんだよねぇ。


 そんなふうにのんびりしていると、「おーい」と聞き覚えのある声が聞こえてきた。視線を向けると、ギルさん一行がこちらに手を振っていたよ。


「ライムス、ギルさんたちが来たよ!」

『きゅいっ!』


 私はライムスを抱えて、小走りでギルさん一行に駆け寄った。


「みなさん、おはようございます!」

「やあ、最中さん。おはよう。ライムスくんも元気そうだな!」

『きゅぴっ!!』


 ギルさんに名前を呼ばれて、ライムスが元気に返事をした。そんなライムスの元に、ミレイちゃんとユーリちゃんが駆け寄ってくる。


「やほやほーっ! ふふっ、やっぱり生で見るライムスくんは格別だね?」

「うん、うん……! ライムスちゃん、やっぱり極まってる。ちょうカワ……!」


 ふふっ、やっぱり家族が褒められると嬉しいね。

 ライムスもたくさんナデナデしてもらって、大喜びでぷるぷると弾んでいるよ。


「ライムスくん、最中さん、おはようございます」


 そして最後に、ケンジくんがペコリと頭を下げてきた。


 今日のケンジくんは、髪の毛の右半分が青色で、もう半分が赤色になっていたよ。なんていうか、ちょっと迷走気味なのかもしれないね??


 そんな私の視線に気付いて、ケンジくんが短く咳払いをした。


「本当は単色にするつもりだったんです。でも青にしたらユーリと被るし、赤にしたらミレイと被るじゃないですか。だから半分にしたんですよ」

「そ、そうなんですか。へへへ、いろいろと大変なんですね……」

「だからってこれはヤリすぎだよねー」

「うん……。ちょっと、派手すぎ……」

「まぁまぁ、そう言ってやるなよ二人とも。某氷炎魔団の軍団長みたいな頭になっちまったが、ケンジなりに考えてやったことなんだからよ。はっはっはっ!!」


 ギルさんが大雑把に笑って、ミレイちゃんとユーリちゃんもクスクスと笑う。


 ケンジくんは縋るように私のことを見てきたけれど、私としては苦笑して誤魔化すことしかできなかったよ。


『きゅいきゅいっ!』

「ん? 早くお掃除始めようよって? そうだね。それじゃ皆さん、そろそろダンジョンに潜りましょうか!」


 さぁ、いよいよ本格的にお掃除が始まるよ!

 このメンバーでなら、きっと最後の階層まできれいにできるはず!


 お掃除が終わった後のダンジョン飯、きっと最高だろうなぁ~~。


「ライムス、ダンジョン飯ができるように頑張ろうね!」

『ぴきゅうっ!』

ここまで読んで頂きありがとうございます!

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ダンジョンのお掃除屋さん〜うちのスライムが無双しすぎ!?いや、ゴミを食べてるだけなんですけど?〜
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