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対象スレ:俺(13)「俺の能力が、“全心型”能力....?」 女師匠(19)「そうだ、最初からリミットが解除されて常に中程度の火力運用が可能だ」

ID:pZF3U71P0



1 名前:以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします[] 投稿日:2020/08/20(木) 10:29:16.618 ID:pZF3U71P0 [1/11]

女師匠「見ての通り、覚醒する事による火力開放も存在しない分、上限こそ低いが中火力の常時解放」


俺「それを軸とした戦闘戦略を行えと・・・?」


女師匠「早まるな。話はここからだ。この全心型は元は精神疾患に多い。というのも本人の調子が常にリラックスなしの常時フルアップ状態だからな

無論、不安定が高いが、いざ、能力現実化してしまえば、絶対安定して中程度を出せる」


俺「それは私も知ってますが・・。」


女師匠「だが、これには“全能型”という新たな段階がある。それさえ開放すれば」


俺「超火力を常時解放ですか?」


女師匠「しかし、それをやると、まずその人間の人格は消滅するし、永久的に誰かの人形になるしか・・・・。」


俺「誰かに脳をずっと支配されないと稼働し続けられない・・・・いいですよ。やってください。」



こうして、俺は師匠の傀儡となり、もはや師匠は師匠でなくなった。


5 名前:以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします[] 投稿日:2020/08/20(木) 10:32:50.610 ID:pZF3U71P0 [2/11]

それから、俺という人間というか人格は消滅して、存在するのは師匠の傀儡、道具としての存在がいるようになった。


圧倒的超火力の常時化。人間という器を一種のコンバーターとする事でなせる状態


もはや、ただの兵器である。



それから数百年たって、ある超大戦を経て、禁忌として扱われ封印されることになった



「あれは人類においてあってはならない存在であり、それを凶行し、人間を兵器化してしまった非倫理的な事例は永久的に恥ずべきで反省すべきだ」


2度とそのような事を起こさないように・・・・全ての筐体は排除された、処分されたかと思ったが


無論、一部が軍によって封印保存されていたのだ。


7 名前:以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします[] 投稿日:2020/08/20(木) 10:34:55.642 ID:pZF3U71P0 [3/11]

それから。皮肉なことに超大戦を過ぎて数百年ごしに地球規模の甚大な災害が起き

人類の大半が死亡。全ての国がほぼ壊滅してる中、それによって封印施設が崩壊し

俺を封印していたシステムが瓦解、俺が開放されるようになったのだが・・・



俺「あれ・・・?人格が・・・?火力システムは?!」


あれ・・・。喪失していない。なんでだろう。

以前として超火力を投射する経路や諸々のパラメーター、指標などは一切変動が見られない。


つまり、、、、人格をもったまま超火力を出せるのか


9 名前:以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします[] 投稿日:2020/08/20(木) 10:38:14.997 ID:pZF3U71P0

俺「師匠が見越してたのか」


 師匠の動画映像が遺されていた。


 趣旨がそれであった。


超火力に対応する肉体を付与していってるうちに

耐性がついた。人格というか魂は確かに実体そのものであり

改造の対象であったが


超火力への耐性のおかげで余裕ができた。


日に日に兵器が進化する事で空いたキャパシティにその人格の容認性が生まれたが

100年ごしの、先行された秘密兵器の俺は100年分の進化と累積が約束され

その優位性は決してその加速度的な技術躍進に消されることはなかった


あくまで人格、魂を実体とした兵器であり、人格・魂実体の改造イコール肉体改造、能力改造であるので

技術があれど、洗練された肉体の再現は不可能なのである


12 名前:以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします[] 投稿日:2020/08/20(木) 10:44:46.689 ID:pZF3U71P0

俺「そんなことが・・・でももう俺が知らないうちに、その超大戦とかいう宇宙全域を巻き込んだ地球と各宙域を主戦場としたそれが」


俺「過ぎて、数百年越しの超災害で人類がほぼ壊滅状態だもんな・・・今更こんな兵器人間役に立つわけ・・・。」


いや、立っていた。既に普通の人間にとって生きられる環境ではなかった。

それでもかろうじて生きてる人間は全員、肉体の一部が人工化していた連中で

それでも人工化の割合が多いほど死ぬことはなかった。

皮肉にも生体自然主義者という、肉体の人工化を差別対象にしていた連中は滅んだのである


その中で最も差別されていたのは、皮肉にも、“肉体を全て放棄し、電算機に魂を封じ込めた”層で

彼らの存在は最も社会に嫌悪されていたが、彼らは現実での悶絶するレベルの苦痛を回避できた

そして、大半のクラウド人間は現実社会への干渉を好んでいた。

電脳世界では1人1人の人間の宇宙が個々に存在し、その世界はあまりに無限すぎる。


最初はあるコンセプト電脳が採用されて、マイクロソフトみたいな、全てのPCのオペレーティングシステムのように

全ての電脳の基本コンセプトとなる世界観になっていた。



それがまさに俺の電脳であった。


そもそも、俺が能力開発なんてものに手を出したのは、まさにそれが願いだった。


当時、2020年で。彼女は催眠術師をやっていたが、国防総省からオファーがあった。

総省内の研究所が企画した電脳化プログラム、その前身となったVRと催眠術の複合化


人間の心理、意識の研究が開始された。


13 名前:以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします[] 投稿日:2020/08/20(木) 10:50:39.024 ID:pZF3U71P0

「おーい!!!生き返ったぞ!!!」

「見てみろ?!なんか琉球のある地点で見つかったんだ」

「嘉手納空軍基地か??こんな改造人間隠し持ってたのか」

「おいこれ、大戦時に開放された例の戦略兵器じゃねぇのか」

「すげー。アンティークと呼ばれた最初号のオリジナルじゃねぇか」


「かっけー。オリジンが一番強いんだろ。人格・魂の改造をもって肉体・能力現実が改造されるっていう。」

「どれだけ技術躍進しても、決してその強さの優位性はかわらないって」



なんか、ネットから声が聞こえまくっていた。電脳は俺が覚醒した瞬間に開放されていたらしく

一気に数百万人の観客たちが電脳内に押し寄せていた。


(いや・・・。そもそも数百万人を簡単に電脳、1つのコンピューターに乗せるって・・・。)


なんていう脳内の発声があろうことか、漏れていた。

すぐにネット住民が反応した。さすがに平成生まれというか、21世紀の初頭の技術の世界観として馬鹿にされた


今となっては既に2020年時点におけるスパコン性能を計算不可能レベルの数値の計算量を開放したレベルのを

1人1人の人間の脳に埋め込まれていて、それらは強固にセキュリティが組まれていて

開発者権限がないと、いじれないらしい


そもそもいじれないというが、誰もできない。それほど人間の脳というか精神世界は全く分からないことだらけ

で、そんなわけで、そんな計算量を1人がもって自由に使えてどうすんのかと思ったということに対する回答が出てたのである


14 名前:以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします[] 投稿日:2020/08/20(木) 10:56:48.554 ID:pZF3U71P0

ネットではリアルマインクラフトということで早速、一から世界を再創造しよう、社会を再現しよう、なんていう

ネット住民特有のゲーム脳があけくれていた。

だが、続々と、そんな超人くんの存在に、半機械化した人間たちが世界中からメッセージやレスポンスが送信されていた。



なんでだろう?賞賛の嵐であった。実は、オリジンである俺しか保存できなかったのは、


やはりそのオリジンである事の強力さであったが、他の筐体が保存できないのは

その精神の統一性に問題があり、肉体が時間を過ぎてすぐ崩壊したのである

保存しようにも、精神を固定拘束しようが、どうにもならない

ただ、俺の場合は元からどういうわけか、精神の保存に成功した



実は。師匠自身が師匠自身の意識そのものを大半を切り捨てて俺という意識、魂を保存した。

俺を傀儡にする、そんな技術を施した彼女ゆえの徳というか、良心、一種の償いのようなものかと思ったが

彼女の動画の発言で吹き飛んだ



「私は、人類の終端において、必ず人格を内包した超兵器の存在が必要だ。

それこそ肉体が完全絶対で、生まれつきの肉体で、生まれつきの人格でないといけない。


人間は生まれた瞬間からこの地獄において唯一の光としてその生命が生まれ堕ちてくる

人類が危機的状況に陥った時、そんな最も強い人間が最後の牙城になるだろう。


最後にあるのは人間の意思、人間の最も強い、絶対を能力とした意識。

だから、君を作った」



なんていう動画をすぐ俺はアップロードして、瞬く間に熾烈な反応で包まれた。


15 名前:以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします[] 投稿日:2020/08/20(木) 10:59:12.409 ID:pZF3U71P0

これから一体どうするのかと思った。人類は皮肉にも宙域を全部放棄した

そこに存在するのは、皮肉にもコンピューターであった。

彼ら電脳人の肉体。ブラックホールに似た超次元的な構造性をもったコンピューターであり

宇宙が崩壊しても尚、存立が可能



ただ、それでも時間軸を統一できるのは謎のSF特有の設定とだけいえばいいのか

とかく、空間を繋げてやることで、その問題は解消できるそうだ

ただ一度でも切断された瞬間的に時間が各々の重量量で決まってしまう


この謎すぎるパイプの説明は後々に行う


16 名前:以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします[] 投稿日:2020/08/20(木) 11:01:24.601 ID:pZF3U71P0

俺「全員がドローン使ってこっちに来てんのか。」


俺はあらゆる反応をした。


・まずなぜ地球なのか

・他の宇宙や惑星じゃダメなのか。


と言ったのだが、すぐに却下というかすさまじい反動が来た


ロマンなのか帰巣意識なのか、いや、人類の最初にて唯一のストーリー、歴史ともいえる

そんな環境でこそやる方が楽しいのか



もはや生身の人間がおらず、半機械化した、それも機械化率の高い人間ほど飛躍的に生存率高いのが現状で

こうして集まる人間たちで生身率高い奴なんてほぼいないのだ。


17 名前:以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします[] 投稿日:2020/08/20(木) 11:03:45.325 ID:pZF3U71P0 [10/11]

だが皮肉である。


「〝俺の肉体は一切、機械化はされていない〟」


それこそが、まさに彼ら100億人単位で存在する継続人類たちの心をわしづかみにした


人間の霊基の改造をもって、人間のイメージ投影した兵器を展開する――――――。



それも2020年時点で琉球でそのコンセプトと実験が行われ

それらの心理的ノウハウの全てが琉球民族によってなされていた現実が


なおさら、古代兵器とか超文明感を促すが、ここまで未開の心理構造に特筆し、制覇、支配しきってた琉球の裁量に衝撃があったのである


18 名前:以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします[] 投稿日:2020/08/20(木) 11:05:32.314 ID:pZF3U71P0 [11/11]

霊基、すなわち人間の意識とかそういうもので、主にそれが心的構造をまるまる

物的構造に取り出してしまえる状態だ。


つまり、この現実世界には存在しないもので、構造がまず違う



つまり、俺はそんな、完全な人として、フィクション世界からそのまま取り出されたような存在であった

ゆえに無敵だった


俺を除く100年後の全ての後発筐体は、不完全な形での空想抽出であり

完璧な形での意識の投影なんてのは私にしかありえないのだ。





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