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面接

本名 桜川 日和  芸名 桜井ひより

俺は真剣に迷っているついに俺の愛車インサイトも年期入り乗り換え時期だがしかし、今俺は子育て中だ あぁここはKで妥協しようかな さすがに13万キロでなんか部品交換多そうなインサイトにはあと2年だめだ

うちの沙月そん時は、幼稚園だろ あぁ


そんな中娘がなぜか新聞を俺にぶつけてきた


「こら沙月 もう最近こいつおてんばなってるような」

あっそこに目を溶け込んだ記載はこうだ


「お子様ムーミンマンCMレビューいかがですか コレきっかけで芸能界レビュー記念いかが? レビュー記念モデル料100万円


「よし沙月これいこうか」

「いやいやちょい待ってよヤス」

「なんだよ春子さん」

「だってひよりちゃんレビューしたの何歳だよ」

「1歳だけどさ」

「うちの娘ならできるよーし」

「あぁこうなるとあんたのパパ聞かないからな」



ワクワクした顔で沙月をチャイルドシート乗せた今日はおめかしだ

もうかなりこれでもかというぐらい ひよりちゃんイメージした まあ若干なぜかピアノコンテストみたいになったけどな・・・



初めてテレビ局待合に入り込む あぁいい経験だな すげえ眺めがお台場のフジテレビに沙月も最初は旅行と勘違いしてワクワクしたたがなんか緊張している


すると全国の親ばかどもが自慢の我が子を抱いてなんか熱意伝わる

悔しいことになぜか親子で来やがって


俺は貧乏ゆすりをしながら心配そうな目つきで、様子伺う沙月無視して審査員に娘をさしだした


「ええと ひらまつ やすさんとさつきちゃんですね」


「はい」「はい」


「すごいね君 言葉完璧なのか あっでも惜しいだよな CMは喜んできゃっきゃするだけいいからね」


「なあ沙月いいお知らせだ


もし受かったらママに会えるかもよ」


「えっママにほんとうパパ」


「あぁ」まあ嘘だけど本気やらせるためだ


「えっとチャームポイントありますか」

「あぁ完璧にさせておいたし」


「さつき ぷんぷん」

すると沙月は妙な不機嫌な顔した

「すごい子のぜんぜん自然怒ってます」


「さつき えーん」俺はジェスチャーで指示した

「すごいいい感じで泣いてないだけど この悲しい表情がまたいいですね 心響く顔つき」


「さつきスマイル」これに関しては俺の下手なスマイルで指示する

「うわーもう笑顔とかなんでパパより演技いいじゃないのか

 もう君いいじゃないアイドル顔向けだよ」


「リラックス」

「もう完璧だよ君たち」


「あとダメだしに一声いいかな?」

「桜井 ひよりの身内だけどさ」


「あっどうりで あーなっとくですな うんわかるよ 似てますよお嬢さん」


この面接は、この後すぐ終わった


「えっ残りの面接希望者申し訳ございませんが終了です、係員が、が交通費をお渡しのでそのまま指示で帰宅してください」


「あっ平松さん帰らないくださいよ」

「なんだよ うちの子使ってくれるのかい君 えっとたかがたしかモデル料100万ぽっちで」


「いやいや お嬢さんぜひ使わてくださいえっとこれでどうですか」

小切手にサインされている200万と記入されている


「そうそう分かればいい 日にちは、うーんうちの子スケジュールあるからなー」

「ちょっとまってください あっはいはいもう今からやりますか」

沙月はよくもわからず、裸された


「あっやばい沙月我慢して」


「えっとお宅の子すごいね パパの支持でここまで我慢するものかと」


「まあな 女優なるために生まれたと言っていい うちの家系を甘くみるなよ」

まあ。はったりだけどな、たまたまだけどな


「ほらママ会えるぞ沙月」

そういって監督驚きの5カット以内で撮影終えた 

「マジっすか30分とか終えるとかいまだにないよ」


「えっとお父様その今度また気が、向いたときにどうぞ」


ひげもじゃの監督からおっ名刺ゲットじゃん 記念とっておくかな

「まあうちの娘が余裕あった日でも声をかけてやろう」


ホンダ インサイト

別名がっかりプリウスモドキ 

色はどらえもんブルーですね 平成11年式です

(*_*;どうでもいいですよね(*_*; 

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