沙月と、りゆ 2
このあと近場のイオンで買い物祭りだった かごに容赦なくいれる母親
「なあ入れすぎじゃないか」
「いいでしょ 次いでよ おまけ」
ようしゃなく俺支払いで、私物買い なんかスーパーで絶対沙月関係ものまで、入れた
レストランで沙月はわくわくしながら国旗ついたハンバーグを見つめた
「あんたの子 やっぱ大人しいわね」
いやいやお前の子なんでけど・・
「沙月は礼儀正しいからな いちどもうるさいと思ったことない」
「あぁハイハイ最初3か月どんだけ苦労したと思ってるのわーわ泣くのよ この子」
「はあ???泣かないからこの子ひたすら我慢するから」
「はあ子供は泣くもんでしょ」
「いやうちの子その特別なんだよ」
するといつもこのタイミングイヤなんだけどな
「なによカス」
「沙月ランチ俺に運んで」
「なんか両手持ってて離す気ないだけど」
「なんで?」
「沙月大食いで飲み込む癖あるからまず崩す必要あるんだよ」
リゆは容赦ない力いれてランチを横取りする
俺は容赦なく崩した沙月は我慢してるようだった
「あっわたしハンバーグ一口貰うわ」
「あっ」
やばいすごい顔で睨んでるし
「なによわたしあんたの母親わけ そういう目つきやめてよ」
りゆもつい頭を少し叩いていまったのである
「わーーきゃあああわきゃあ」
「カスの嘘つき やっぱ子供じゃん 大泣きすぐにするじゃん」
「もういいよお金置いておくからあとはお前食べてろよ じゃあまた今度な」
俺は、娘ベビーカに乗せて逃げるように退散した
なにも引き留めるそぶりもなく優雅に大口で食べるりゆ
「バカじゃないのあいつら」といい彼女はご機嫌にハンバーグを食べた
「あぁゴメンな怖い思いさせたな きっとお前の生まれた当時なんか想像したくもない
育成したただな あぶねー忘れちゃイケナイことだ
あいつはこんなかわいい娘をオロスといって容赦なくこの子を消そうとした確信犯だったことに
まったく最近の沙月泣かすなんて、うちの柴犬のバウと猫のみぃぐらいしかいないだぞ どんだけ、あいつ沙月嫌われるのやら
「ねえパパ あれは?」
すごくしゃべることには頭いい子で2歳ならないのに言葉を使いこなしている
「あれか うーんあれはな 悪い魔法使いだな」
「うーん」
「魔女だ」
「マジョ」
「あぁ」
つい入口のメイクコーナに立ち止まる
「ママいるし」
そこに指は、さしたのは桜井 ひよりだ
「あぁいつか会えるといいよな ママはとても忙しい人だからな」
そう言って俺は、娘にひよりのポスターを見つめさせたのであった