ひよりママ
俺の計画は完璧だった
桜川夫婦を呼び 5人は俺に頭を下げて家族旅行を提案した
まあ2泊あればキャサリンも十分満足できるし
桜川家「春子の実家」にちゃんと説明して、夜こっそりラブホタイムをちゃんと設置した
完璧なスケジュールとなった
俺は、なんか急に実家に帰るのもダルイので、
大和田家の大掃除+初めて沙月を一人でみるある意味主婦夫初めてのトライとなった
結局日ごろ豆にやってたのか大掃除も2時間あれば余裕で終わった
俺は自分のちょとご褒美にひよりちゃん
マル秘アルバムを堪能していた
うわこれすげえな なぜか姉貴のブルマ世代の体操服きてるひよりちゃんいるし
しかし懐かしいな公式だと結構見てたがな
「ぱあーだああ」
「ハイハイ沙月あいからわずお前はなんかよくわからないこと言うのな
「ぱあ あーあ」
もしかしてだけど「ぱあー ぱぁー ホレ」
「ぱあ ぱあ」
「おめえ天才だろ ようやく来ました全国お父さんおれでもパパ認定されましたよ」
この時わかる沙月の長所表情で伝える顔
セリフを必ず覚えるのは、この時から秀才だった
「あぁひよりちゃんママだったら最高なのにになーなって
まだこの子21歳だっけか」
若いなーあはは あぁ見てるとないい母親雰囲気あるよな
桜川家は、それに比べて俺は、なぜかラインアイコン凝視した
ゆりは、いい加減一か月一回会って満足に写メだけ撮るとかあいつはなんかだめだ
母親として自覚なさすぎる
まあそれにしても俺春子さんの影響あるよな よしさすがに嫁はこういう方選ぶかなぁ
「なあ?沙月お前のママどっちだよ」
俺は真ん中に鏡を置き
左にひよりちゃん写真と右にゆりの写メをスマホと置いた
「なっお前のママどっちだよ」
「ぱぁぱぁ」沙月は、
意味わからなく俺に指をさす
「違うのママ あぁじゃあいいよ春子さんも前に写真置いてやるから
「なあどれがママだよ」
娘は迷いながら、ひよりの写真を選んだ
「そうそうよくできました」
俺は、ご機嫌に頭をいいこいいこした このかなり間違った教育が、
最後まで苦しむとがこの時俺は知らない
「いいかコレがマぁマぁー」
「あああまあ」
「まあ まあ」いいぞ娘よ
「マーマ」
「おっすげえなお前今日言葉覚えて、ママとパパセットかよ コレめちゃくちゃ覚え早い子だろ」
しかしええな、ひよりちゃん眺めると沙月をこんな感じに育てたいとおもってくるたしかに春子さんのいう通り
ひよりちゃん幼年期はフィリピン人ハーフなんだけど
やっぱり中学なると俺に若干似ているだな、いとこなんで仕方ない
「ぱーぱ ぱーぱ まま」
「ママいないだよ 春子さんもいない」
「パーパ パーパ」なんだよ服を引っ張るの
俺は容赦なく娘オムツをへそ隙間から見てみる
すると沙月は不機嫌な顔した
「あっ違うのかよ じゃあこれだな」
「俺は粉ミルクの準備した」
「今日はコレしかないからな 沙月いい加減これで満足してな」
口にしたが吸ってくれない
「お前お腹すいてないのかよ」
そう思い離すと嫌な顔した
「やっぱりなお腹空いてるだろ」
まさかと思い おれは上半身に裸なる、そして男の申し訳ない乳をつくり哺乳瓶飲ませた
「あぁメンドイなやっぱりか 春子さん飲ませるとき毎度これだもんなー」
すると変なタイミングでチャイムが鳴る
「あぁーなんだよ変なタイミングで飲んでくれててるだよ」
もう少しだけ待てよあーぁメンドイな俺はシカト続けるとチャイムは止んだ
おれは夢中に飲ませてるとリビングが、がちゃっと空いた
「えっええええなんでぇ君が」
「きゃあああああええっと」
「すまないすぐ着替えるから」
「わーああああああーぎゃあ」
「あっゴメン沙月」
「えっとゴメンなさいタイミングアレでしたよね」
「とりあえず着替えるからさ、この子頼む」
「えっえっあのーわたしそのー」
「わかってるあーわかってるだけどさ」
「まーま」
「えっそのごめんなさいお邪魔でしたよね」
「まあとりあえず事情を」
「母からヤスさんのお手伝いをと言われここに来まして」
「ヤスさん覚えてないでしょうが、わたし春子の妹の」
「ひよりちゃんだろ?」
「なんでここに?あのーひよりだろ」
「えぇあのひよりですけど」
「やっぱご迷惑しかなかったなあぁどうしよう
あとで姉に謝っておきますよ 帰ります」
「だめだ帰らないで」
「ママ」
沙月のKY発言の二人は足を止めた
「あっ」
なぜか自分アルバムがテーブルに散弾してるからだ
「ごめんつい見ちゃった」
「いいですよ ヤスさん事は、姉から色々思い出話しを聞いてて、実は憧れお兄さんでして」
「それは、がっかりだよな もう30歳なんでこんな親父が姉のうちで上半身裸で出会うとかな」
「いえ事情聞くからに沙月ちゃんことなんで仕方ない気がしてですね」
「えっそもそも30歳なんですか?」
「あぁ30歳だよ 娘育成ぐらいするだろ」
「いえいえ違いますよ
男性の30歳でこんなに老けない方、近くいるとは思えなくて」
「さすが大女優は建前上手だな 俺より美男子だくさん見てきただろ」
「いえどれもこれもメイクとか撮影照明の美学なんで えっと何やってますか?」
「うーんひとつ言えるのは放置かもな」
「なるほど放置ですか なるほど触ったりすると皺なると言いますもんね」」
「いやいや君は参考しなくていいから そんな肌とかメイクCMの女王に言われてもなしかし綺麗だな
芸能人とか生身ですらこんなに肉眼でも違うのかよ
「えっと話し流れましたよ沙月ちゃんの育成お手伝い来たのですよ」
「えっじゃあ頼むや」
「えっでも何をしたら」
「基本放置いいこいつの表情が少しでも変化したら俺を呼べ
あとはアドバイスしてやるから」
「って、ひよりちゃんそんなに凝視したらダメだよ」
「えっそうでした ごめんなさい えっとーー」
「だから基本放置でいいだよ」
「でも」
「でもと言われてもな えっ珍しいな」
「さすがに春子さんに似てるところあるかもなすげえなついてる」
このしがみつく抱っこは意外と心許した人しかできない
ちなみに昨日のエドすらなついてると言える
ほぼいっていい近所おばさんですらこいつは、涙を葛藤して我慢すらするからな
それに比べ沙月はひよりの顔をジロジロと凝視した
「まま」
「すまない母親に捨てられたに近い現状で勘違いしてるんだと思う
」
「いいですよ 懐かしいな昨日からママいないで、わたしピア美役だったありませんか」
「懐かしいなあれはいい演技だったな
感動したたしかひよりちゃんそれきっかけでブレイクだもんな」
「わたし父が合わなくずっとお義父さんをずっとパパと信じて生きてたんで」
「そうかそうだよな パパ好きだったのか」
「はい父親として尊敬できますよ 立派に女優生活できたのもお義父さんのおかげなんで」
「なあお願いあるだけど」
「はいなんでしょう全力でサポートします」
「一緒に昨日からママいない見ないか?」
「あのー子供いるところでそれは?」
「生憎沙月は君の演出する映画ファンでね」
「えぇ恥ずかしいな・・」
というのは実いうと俺の願望でもある いつかこれを夢見てただよな しかし横姿といい若干俺に似てるがなんだろうなオーラー違うな
「やっぱーいいね一話から君の喜怒哀楽がすごくて天才だよ ねっあの頃の表情見せてよ悲しい顔」