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闇属性の冒険者

7章 闇属性の冒険者


慎重に中を覗いてみると、扉の中は真っ直ぐに伸びた通路に扉が3つ付けられ、上には電球がともっていた。


そして男性のような声の主は一番奥の少し開いた扉から漏れているものだった。




「まずは俺が先に入る。皆は俺の合図で入ってくれ。」


皆はいっせいにコクリと頷き、またそれに対して俺も頷き返して

俺は持たされていた、たいまつを領主さんに預け中へと入って行った。


なぜ俺が最初入るかと言うと

洞窟の中を進んでいる最中

領主さんに隠蔽魔法を覚えさせて貰ったからだ。


隠蔽魔法とは魔法レベルが高ければ高いほど周りの景色に同化する事が出き相手にバレにくくなるっと言う代物だった。


領主さんの場合は中級レベルだったらしいが、この手の魔法は使えば使うほど熟練度が上がり、いずれは上級魔法にまで上るとの事だ。


俺は隠蔽魔法で姿は消しているもの足音までは消せないため慎重に歩き

手前から順に覗いて行った。


最初の2つの扉の中は誰もいなく、それを見る限り 予想だと奥の部屋には犯人が2人と男性が最低でも1人いるという事になった。


俺は奥の部屋までたどり着き扉の隙間から顔を覗かせ中を見てみると

やはり俺の予想通り 後ろ姿の女性が2人と、隠れて顔までは見えないが少しガタイの良い男性が1人いた。


まずは様子を伺うため 仲間たちに合図を送りここまで来てもらうと、扉の中から会話が聞こえてきた。


「おいお前ら誰かに付けられたりしてねえよなぁ さっきの報告だとここへ戻って来る際、街の中で冒険者と遭遇したようだが」


彼女達はその問に


「ハイ ゴシュジンサマ デキルダケノ チュウイハ ハライマシタ」


そうカタコトに答えたので俺は違和感を感じ、よく彼女達を見てみると

すらりと伸びた腕に紺色の紋章が入っていた。


「おい あの彼女達の腕にある紋章はなんなんだ?」


その問に領主さんが


「あれは確か、闇属性でも使える人は数少ない 人を操ることが出来る魔法です。ですが、操る際 魔力を使うので一生操る事は出来ないのですが、この際関係ありませんね。」


俺は「人を操って犯罪をしているのかよ」


そう1人で嘆き、怒りで我慢出来ず


「様子見なんてしてられるか」


と言いつつ扉を開け突入するやいなや


「おっと、そこで止まりな、さっきからいたのは察知魔法で分かっているのだから。」


なんと、俺達がいたのをあの男は分かっていたのだ。


俺は、確かに今は動いて操られてる彼女達をひとじちにされては困ると思い


「分かった 言う通りにする。」


そう言った瞬間、後方から拘束系魔法が放たれてきた。


俺は、その合図と共に 男が魔法を避けている間、炎と水魔法の混合技で霧を作り、


視界を奪われている間に彼女達2人の首筋を打ち、気絶させて動けないようにし通路へと運んだ。


霧はすぐにはれ、


「もうお前1人だ」


そう言うと、男は元いた場所の後ろにある隠し扉から逃げていたのであった。


俺はすぐに追跡魔法で追いかけようとしたが、領主さんが


「行っても無駄です。相手は多分、上級冒険者なので隠蔽魔法も上級魔法のはず、現に私達の追跡魔法では足跡は分からないじゃありませんか。」


俺は追跡魔法を使ってみるも確かに足跡は分からなかった。


俺達は、男の追跡を諦め、手掛かりになるものを部屋から探しててみるも、あったのは睡眠薬だけだった。


どうやら この睡眠薬で、彼女達を操らない時は眠らせていたらしい。


その後は、領主さんと俺で1人ずつ彼女達をおんぶでかつぎ街へと帰った。


決して胸の感触を味わいたい訳では無いのだか、女性陣からの目線が痛かった。


街へと着くと、いつの間にか帰ってきていた住民の皆さんが燃えていた炎を消し、はたまた壊れた家を魔法を上手く利用して直していた。


俺達はまず、領主さんの家に戻り、住民の皆さんにこの事件の実態を説明し、これを犯した犯人の処罰を決めたあと領主さんの家の窓から修復作業を


「ほぉ〜、へぇ〜、なるほど〜」


と 関心しつつ眺めていた。


ちなみに彼女達2人の処罰は幸いにも軽く、特に操られていた点で軽くなったらしい。


また、操られていた時の記憶も無く彼女達は、この街で引き取って貰うこととなった。


俺達は見ているだけじゃ暇だったので一緒に住民の人達と修理を手伝っていると、街の西門からすごい数の人達が押し寄せて来た。


「なんだ 敵軍か」


そう言うと住民の人が


「いや、あれは隣街の住民の方達だ、きっとこの被害の事を聞きつけ助けに来てくれたのだろう。」


俺は、それを聞くやいなや

やはりこの街と言い隣街と言い仲が相当良いんだなぁ〜っと思った。


それからは、街の修復作業は倍以上のスピードで進み、なんとあんなにも焼け野原だった街が一夜にして直ったのだ。おかげで無事隣街の祭りも開ける事となり

流石、異世界なんでもありだなっと思っていると横から急に


「あの〜聖人さんですか?」


そう聞かれそちらへ振り向くと、そこには操られていた2人が立っていた。


「このたびは 本当に助けてくださりありがとうございました。」


そう言ってきた。どうやら感謝の言葉を言いに来たらしい。


そう言われつつ どっかてみた顔だな〜と思っい顔をよく見て見るとなんと、最初に温泉の所で出会った2人組だったのだ。


彼女達は操られてる前の時の記憶も少し欠けている為忘れているだろうが。


なるほど〜だから見た事のあるんだ。と1人で納得していると、どこからか急に領主さんが現れ


「あの〜マサさんこの2人が感謝も含めて、マサさんの冒険に着いて行きたいと言っているのですが、一応犯罪者なので軽くとも罪は償って貰いたいので諦めさせてくれませんか?」


俺は、しょうがなくその依頼を受け何とかして諦めさせる事に成功した。


後で領主さんになんと言ったのかを聞かれると


「あぁ それは、罪を償い終わったら俺達を追いかけて来い、もし追いついたらパーティーメンバーに加えてあげる。 そう言ったんです。」


と答えると


「ありがとうございます。もう今日は暗いので家に泊まってください。」


そう言って去って行ってしまった。

俺達は、お言葉に甘えて領主さんの家で一夜を過ごし、次の日は隣街の祭りに参加した。


その日も領主さんが泊まって良いとの事だったので泊まり、また一夜を過ごし、


次の日は、この街に来た最大の目的である(いろいろ寄り道したけど)クエスト&物資集めを始める事となった。

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