魔法
3章 魔法
「それじゃあまず 外に出て、マサの魔法がどんな魔法なのか、見せてちょうだい。」
そう ルナが言ってきたので、俺は
「おいおい ちょと待ってくれ、魔法を見せるも何も 魔法の出し方とか知らないんだけど」
ルナは、俺の返答に 呆れた様子なので、代わりに アルミヤが教えてくれた。
「まず 魔法は、魔法陣がどちらか片方の手にあるので、その魔法陣のある方からしか魔法を放つことは、出来ません…基本」
「いやいや、その基本てなんだよ! あと俺が聞いているの 魔法の出し方なんですけど。」
「まぁ 魔法を出せるのが魔法陣のある手からしか出せないのは、知らなかったけどよ」
そう 小さな声で ボヤいていると、イリーが さっきの説明が足りていないことに 気づいてくれたのたか、ハッ とした感じで俺の方を向いて、説明の付け加えをしてくれた。
「さっきの説明じゃ足りなかったので 付け加えますと、魔法を出す方法は、意外にも簡単なものですよ。」
「自分と同じ属性を持つ人を探して、その人が使った魔法を見るだけで、その魔法は使えます。」
「ですが 魔法にもレベルがあり、自分がそのレベルに達していないと使うことは出来ません。」
それを聞いて俺は
「自分のレベルは、どうやって確認するんだ?」
イリーは、ルナと違い、呆れず親切に答えてくれた。
「自分のレベルを確認する方法は、古くから伝わる詠唱を唱えるだけで、魔法陣から数字が表示されます。詠唱の言葉は インディゲート と、唱えます。」
「また 魔法のレベル確認は、使って見ない事には、分かりません。」
「なので一度 詠唱を唱えてみてください。ちなみに私たちのレベルは、50くらいで すごい人は、100を超えます。」
そう言われたので、早速唱えてみると、なんとなく虹色の魔法陣があることから 予想をしていたが、物凄いレベルが表示されていた。
「なぁ 100で凄いて言ってたけど、俺299て表示されたんだけど これはまだ、許容範囲なの?」
彼女達にそう聞いて見るも、驚きのあまりに固まっていた。
どうやら 俺のレベルは、許容範囲を超えていたらしい。
結局 彼女達の頭がついて来られるまでに、30秒もの時間を用意て理解して貰うと、ルナが平常心を装いて「へ〜」と言ってきたが、動揺しているのがバレバレだった。
なぜ平常心を装ったのかは、どうやら彼女なりにこの世界で生きていたプライドがあるらしいので、この際聞かないでおこうと思う。
魔法の説明も程々にし、彼女達の魔法を見て、俺がどんな属性の魔法が放てるか試して見ることになった。
俺達は、場所を移動し森の方え出てみると そこに広がっていた景色は、太陽の光がほぼ入らない程の草木が立ち並んだものだた。
そのおかげか 少し涼しいのだが、暗くて不気味な雰囲気が漂っていた。
そう言えばと思い 彼女達に
「魔法を放つのはいいのだが、ここなんかで放ったら 森に被害が出るんじゃないのか?」
そう聞いて見ると 彼女達は、待ってましたのように振り向き、俺に向かって立方体の箱を突き出してきた。
「なんだよ、それ」と 聞いてみると ルナが
「これは、この世界にある1種の魔道具で、箱の上にはボタンが付いて、このボタンを押す際に その人に触れておけば 箱の中に入れるという仕組みなわけ、そして この中にさえ入ってしまえば、文字道り魔法がうちほうだいになるという仕組みよ。まぁ これは安い消耗品だから、10分しか持たないんだけどね。」
対して俺は
「いやいや すごいと思うよ その魔道具、それでさっき安いのって言っていたけど、高いのだと どのくらいの時間持つの?」
ルナは
「あぁ〜 えっと確か、1番持つので1日は持つやつ だったかな」
「値段は 20万アリスくらいかな。おっと 値段の数字も知らないだろうから説明すると、20万アリスあれば、1ヶ月間は、働かずに過ごせるよ。」
そう言われて俺は、もといた世界とあまりお金の価値観が変わらないのか と思っていると、そう言えば 彼女達は、何をして働いているのだろうと思い聞いてみると、彼女達は、声を揃えて
「それはもちろん、ある国ある国に点々とあるギルドでクエストを受けて稼いでいるに決まっているじゃない!」
「なんてったってクエストによっては、 ある時は山に ある時は海に またある時には洞窟に行きクエストをこなすのよ、こんなにも楽しくて、稼げる職業は他にないじゃない!」
彼女達がそう 胸を張って言うと、見た目 俺よりも幼いのに、豊満なふたつの出っ張りが目立ち、俺の視界に入って来て 目のやり場に困りつつも
俺はこれから いろんなクエストを受けつつ泉を目指して冒険するんだろうなぁ〜 と ものすごくワクワクしつつ妄想に浸っていた。やはり 俺は、ファンタジーみたいな世界が好きらしい。
そう考えていると、ルナが
「それじゃあ 皆 中に入るわよ」
と言ってきたので、ルナの肩に皆でつかまり それを確認したルナがボタンを押すと、一瞬にして光が包み込み箱の中へと吸い込まれていった。




