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闇に潜む陰謀

13章 闇に潜む陰謀


俺達は、朝早くに起き、すぐさま宿を出て探索が始まった。


「急ぐぞ、奴は今すぐにでも街を襲えるのかもしれない。」


その声にみんなも賛同し、山へと走っていった。


俺達は山へと着くと全員が散らばり探索し始めた。


俺は、昨日見つけたフレドラグニンの穴がある場所の近くを念入りに探すも、何も無かった。


それから、午前が過ぎてしまい、1度事前に待ち合わせしていた場所へ行くため、山を下りおりると、既にみんなが集まっていた。


「みんなはどうだったか?俺の方はさっぱり分からなかったんだが。」


そう、みんなに聞いてみるも、俺と同様にヒントさえ手に入いれなかった。


「そっか、取り敢えず休憩してからもう一度探しに行こう。」


そう言って、シートを引いてから、朝の間に買っておいたサンドイッチを手にある相談をしていた。


「なあみんな、街の中に、もしかしたら潜んでいる可能性だってあるから、俺は1度、街へと戻るよ。

みんなは引き続き山の方を頼む。

2時間後にまたここに集合な。」


そう言って、みんなを置いて街へと俺は走っていった。


街の入口まで着き、念の為、追跡魔法を使ってみるもやはり反応はなかった。


だが、俺にはもう目星はついていた。


1時間前、俺が山の中をさがしている道中に見つけた巨大な穴の真ん中には、黒い封筒に包まれた追跡魔法を発動していないと見つけるのが困難な、特殊な魔道具の封筒があり、奇跡的にも上級魔法になるため、ちょくちょく発動しながら熟練度を上げていた最中に見つけることが出来た。


その、見つけた封筒を取り、開けて見てみると、内容はこういうものだった。


マサ、お前1人で、この手紙を見つけた山から街を挟んで反対側にある山へとこい。

そこでお前を待っている。


そう書いてあったのだ。


俺は、それを見つけて、狙いは完全に俺だと分かり、パーティーメンバーに気づかれないようにするため自然なふりをして、反対側にある山へと来たのだった。

それに、この先にどんな危険があるのか分からないのだから。


指定の山は木が多く生えており、先程いた山よりも圧倒的に木々が多かった為、

いつどこから襲われるかわからない状況だった。


山へと入って数分、一部だけ開けている、不思議な部分を見つけ行って見た。

その時だった。


背後から何かが迫る音を感知し、

振り返る前に一度横に飛び退くと、

いまさっきまで俺がいた場所に、数十本にも及ぶ、おどろおどろしい黒い針が降って来ていたのだ。


すぐさま後ろを振り向くと、先程俺に向かって針を放っていた奴が、木陰から拍手をしつつ姿を表してきた。


「いやいや、流石素晴らしい反応にして、その判断速度、とても良い。」


「何が、目的だ。」


「それにお前、前会った時の闇属性の冒険者じゃないな。見た目からして、お前の方が身長が低い。

それにお前からはそんなにも、威圧感を感じない。前会った奴は、なんだか圧を感じた。」


すると、相手は陽気な声で、


「ご名答、私はあいつと同じ幹部ですが、相性は最悪なもんで、それに狙いは簡単、あなたですよマサさん。

おっと、喋り過ぎましたね。他に聞きたいことがあるのなら、私を力でねじ伏せてからにしてくださいね。」


そう言うやいなや、すぐさま魔法を放ってきた。


「闇属性魔法 暗滅波動」


そう言って放ってきた魔法は、速度こそ無いものの、かわした後に行方を見てみると、山の木々達が飲み込まれ消滅していた。


「よそ見なんてしている場合なんですか。」


そう言って次に飛ばして来たのは、先程俺に向かって放ってきた針だった。


だが、俺だって避けるだけじゃ殺られる一方なので、

俺のユニーク魔法、一度見た魔法は使えるのを使い、相手の魔法を片手で相殺しつつ、もう片方で拘束魔法を放ち捕らえようとするも、流石幹部と自分で言うだけのことはある。

しっかりと魔法の行き先を見極め、全てを避けきったのだった。


しかも、俺の魔法を見て一切驚きを見せない辺り、どうやら相手は、俺のことを知っているからこそ狙っているようだ。

だがなんでだ。そう考えていると、


「プププ そんなんじゃ私を捕まえることはてきませんよ。大体私を倒さずに捕まえるなんて甘い考えは捨てた方がいいのでないでしょうか。マサさん。

それにあなたには弱点がありますよ、それはまだそんなに魔法を覚えていないところです。

いくらあなたが、どんな魔法でも使えようとも、この世界は実物を見なきゃ使えないのだから。」


確かに、相手の言う通りだ、見たこともない魔法を最初に放たれれば、対処しない限り、やられて終わりだ。

だが逆に、対処さえすれば次からは俺もその魔法を使え相殺出来るのだ。


そう考えていると、相手がいつの間にか消えていた。


だが、笑い声だけが聞こえて来るので、逃げるようすではないようだ。

つまり相手は今、隠蔽魔法を使っているのだ。俺の追跡魔法に反応しないあたり、上級魔法のを。


だが、俺はこうなることを予測してある作戦を考えてきていたのだった。


それは、隠れられないようにするため、ここらの周辺一体を、焼き払い隠蔽魔法の強さを弱める事だった。


相手を捕まえて情報を得るには致し方ないと思っていたので、すぐさまその作戦へと移った。

読んでくださりありがとうございます。

これからも応援よろしくお願いします。

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