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魔道具店

11章 魔道具店


俺は、街へつくなり驚いたのは、この街の住人がほぼドワーフ族だったのだ。


そのため、街中をキョロキョロしつつ歩いており、

うわ、あの人めちゃくちゃ力強そう。


などを思っていると、ふと気になった物が目に飛び込んできた。


どんな魔道具でも作ります!!


そう、看板に書いてある店があったのだ。


それが本当なら、彼女達の魔力を増量出来る魔道具が作れることになるので、早速作ってもらおうとする前に、以前この街に来る際、ユキに頼んでみた創造魔法で魔道具を作ることが出来ない、と、言うことについて、もう一度聞いてみた。


「なぁユキ、この前も聞いた事だけどさ、やっぱり魔道具なんかは作ることが出来ないんたよな?」


「だから、この前も言ったけど魔道具を作る際は、

モンスターを討伐した際に出てくるコアを、使わないと行けないのよ、私は生きてるものは魔法で作ることが出来ない。

それはコアも一緒で、コアと言うのはモンスターにとっては心臓に値する部分だから、魔道具の外見は作れても動いたりはしてくれないわ。」


それを確認した俺達は、早速、魔道具制作屋に入ると、部屋の中は正面にカウンターでその前に椅子が並べられており周りには色とりどりの魔道具があった。


すると、どこからか


「いらっしゃい、ようこそ魔道具制作屋へ」


そう聞こえてきて、店の人だと思い


「すみません〜どこにいらっしゃいますか〜?」


そう聞くも、先程から声や気配は感じるものの、一切姿が見当たらず。


何度も何度も聞いていると


「だから、私はここにいるじゃない!!」


そう、怒鳴られた声でやっと、居所が分かった。


先程から声をだしていた主は、カウンターの高さに身長が収まり見えなかったのだ。


それが、やっと分かり、向かいのカウンターを覗き込むと、そこに居たのは

小学生ぐらいの少女だった。


すると少女が


「それで、お客様ですか?それともからかいに来たんですか?返答次第では グシャッといくわよ。」


そう言いつつ少女は、飲み物のカンカンを2本指で捻り潰した。


さすが、ドワーフだなーそれに何歳だろうこの子?と、思っていると


「あなた今、私のこと何歳だろう?って考えていたでしょう。」


と、見抜かれてしまい


「そうそう、お嬢ちゃんは何歳かな?それに店の人はどこにいるのかな?」


それを聞いた少女は、顔を真っ赤にして


椅子をバキッと拳で粉砕し


「貴方今なんて言ったかしら、私のことをお嬢ちゃん何歳かな?ですって…私は…私はこの見た目で25歳わよ!!」


それを聞いてやっと俺達は、ドワーフ族の中でも幼い方に分類されている子だな。と、思った。


その後、何とか謝り倒して、捻り潰されるのを回避すると、俺達は本題へと入っていった。


「それで今日、この店に来た理由は、魔力増量の魔道具を作って欲しい。出来るだけ戦闘時邪魔にならないようなやつを。」


「分かったわ、お客様なら先程のことは今だけ忘れたことにしといて上げるわ。」


「それで、作って欲しい魔道具の事だけど私の店は作る際に、材料を調達してもらうのがルールなの、つまり今からあなた達には、作る際に使う材料を取ってきて貰います。」


それを聞かされた俺達は、


「それで、何を取って来ればいいんだ?」


そう、平然と答えた。


その対応に、逆に少女が


「えっ あなた達、私が今言ったの分かってる?看板にもどんな魔道具でも作るしか書いてないから、材料取りに行けなんてめんどくさいことやらされるのよ。

本当に分かってる?」


「あぁ、もちろん分かっている。それで何を持ってくればいいんだ?」


この時、何故俺達がこんなにも余裕たっぷりだったのかは、もちろんユキの創造魔法のおかげで大体の材料が揃うからだった。


「なんで余裕たっぷりなのかは、知らないけどこの際どうでもいいわ。

ちょっと待ってなさい、今から材料と取れる場所を紙に書くから。」


その後、渡された紙の内容を確認し、ユキにも見せると、やはり最後の記入に書いてある、フレドラグニンのコア以外全てを作ることが出来た。


なんで早速、ユキの魔法でコア以外を出すと、面白い程に目を見開いていた。


「どっどうしたのよこれ、コア以外全てが揃っているじゃない。」


「あぁそうだ、すごいだろユキの魔法は、大体の物は、作ることができるんだぜ!」


「何よそれ、めちゃくちゃ凄いじゃない。」


この話が終わったあと少女はすぐに、ユキを店へと勧誘が始まり、それに逃げるためすぐさま店を出て、

フレドラグニンのコアを取りに、走り去って行ったのだった。

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